結合テスト(トップダウン統合とビッグバン統合)とは?
結合テスト(トップダウン統合とビッグバン統合)とは、単体テストを終えたモジュールを組み合わせ、インタフェースの整合と連携時の動作を確かめるテスト。上位から順に組むトップダウン、下位から組むボトムアップ、全てを一括で組むビッグバンなどがあり、どの順序を選ぶかがリスクの潰し方を決める。
システムアーキテクト試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。
けつごうてすと
結合テスト(トップダウン統合とビッグバン統合)の意味
単体テストを終えたモジュールを組み合わせ、インタフェースの整合と連携時の動作を確かめるテスト。上位から順に組むトップダウン、下位から組むボトムアップ、全てを一括で組むビッグバンなどがあり、どの順序を選ぶかがリスクの潰し方を決める。
結合テスト(トップダウン統合とビッグバン統合)の具体例
外部連携が多い案件で、主要な業務の流れを早期に通したいためトップダウンを採り、連携先はスタブで代替する。並行して計算精度が要る下位部品はボトムアップで先に検証し、中間層で合流させる折衷方式を全体の統合計画として定める。
結合テスト(トップダウン統合とビッグバン統合)は試験でどう引っ掛けられる?
ビッグバン統合は仮部品が不要な反面、障害発生時の切り分けが難しく大規模では手戻りが大きい。統合の順序は「どのリスクを早く潰したいか」で決めるものであり、どの案件にも当てはまる最適な順序があるわけではない。
結合テスト(トップダウン統合とビッグバン統合)と関連する用語
結合テスト(トップダウン統合とビッグバン統合)が出た過去問
論理データモデル作成におけるトップダウンアプローチ、ボトムアップアプローチに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:トップダウンアプローチでもボトムアップアプローチでも、最終的な論理データモデルは正規化され、かつ、業務上の属性は全て備えていなければならない。
要点:どちらの手法でも到達点は正規化された同じモデル
トップダウンアプローチは業務やあるべき姿から概念的にデータを整理し、ボトムアップアプローチは既存の帳票や画面といった具体的な資料から属性を拾い上げる。出発点は異なるが、最終的に得るべき論理データモデルはどちらの道筋でも同じであり、正規化されていて業務上必要な属性が漏れなく備わっている必要がある。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問5(IPA)故障の予防を目的とした解析手法であるFMEAの説明はどれか。
正解:個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し、それらの影響度を評価する。
要点:FMEAは部品の故障モードから影響度を評価するボトムアップ手法
FMEA(故障モード影響解析)は、構成要素ごとに起こり得る故障モードを洗い出し、それが上位システムに与える影響の大きさや発生頻度・検知難易度を評価して対策の優先度を決めるボトムアップ型の手法である。上位の事象から原因を木構造で展開するFTAとは向きが逆である点を押さえたい。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問12(IPA)ソフトウェアを実装する一連のプロセスのアクティビティで実施するタスクの内容のうち、ソフトウェア構築プロセスのものはどれか。
正解:ソフトウェアユニット及びデータベースを作成し、これらをテストするための手順とデータを作成する。
要点:構築プロセスはユニットとDBの作成およびテスト準備を行う
ソフトウェア構築プロセスは、設計されたソフトウェアユニットを実際にコーディングしてデータベースを作成し、併せてそれらをテストするための手順とデータを準備するアクティビティである。詳細化や結合テストは前後の別プロセス(詳細設計、結合)に属する。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問8(IPA)故障の予防を目的とした解析手法であるFMEAの説明はどれか。
正解:個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し、それらの影響度を評価する。
要点:FMEAは要素の故障モードから影響を評価するボトムアップ解析
FMEA(故障モード影響解析)は、構成要素ごとにどのような故障モードが起こり得るかを洗い出し、それが上位のシステムに与える影響と重大度を評価するボトムアップ型の解析手法である。故障が起きる前に弱点を特定して対策する、予防を目的とした手法である。
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。