垂直型プロトタイプ/水平型プロトタイプとは?すいちょくがたぷろとたいぷ・すいへいがたぷろとたいぷ
垂直型プロトタイプ/水平型プロトタイプとは、垂直型は機能を絞り、画面から業務処理・データアクセスまで一気通貫で作り込んで実現性や性能を確かめる。水平型は画面と操作の流れだけを広く浅く作り、機能の網羅性や使い勝手を利用者に確認してもらう。確かめたいリスクの種類で選ぶ。
最終更新:2026-10-06
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プロトタイプは作ること自体が目的ではなく、要件定義に残った不確かさを早く潰すための投資である。技術的に実現できるか分からないのか、利用者が欲しい形か分からないのかで、深く1本作るか浅く全体を見せるかが変わる。狙いを決めずに作ると、費用をかけた割に何も確定しないまま本開発へ入ることになる。
具体例
数千万件の検索が要件どおりの応答時間に収まるか不安なら、垂直型で1機能だけを実装して実測する。画面遷移と項目の過不足を利用部門と詰めたいなら、水平型で画面だけをつないだ模型を見せる。
試験での引っ掛け
名前と中身の対応が問われる。一部機能を画面から処理まで作り込むのが垂直型、画面を広く浅く並べるのが水平型で、逆に説明した選択肢が定番。使い捨てにするか本開発へ育てるか(ラピッド/進化型)という別の軸との混同にも注意する。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)
勤怠管理システムのプロトタイプの作成例のうち、垂直型プロトタイプに該当するものはどれか。
正解:システムの1機能である有給休暇取得申請機能について、実際に操作して申請できる画面と処理を開発する。
要点:垂直型プロトタイプは一部機能を画面から処理まで作り込む
垂直型プロトタイプは、対象を絞った少数の機能について、画面から内部処理まで縦方向に一通り作り込み、実際に動作させて実現性や性能を確かめるものである。これに対し水平型プロトタイプは、多くの画面の見た目だけを浅く広く作り、操作の流れや使い勝手を確認する。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。