品質マネジメント計画・品質保証・品質コントロールとは?ひんしつまねじめんとけいかく・ひんしつほしょう・ひんしつこんとろーる
品質マネジメント計画・品質保証・品質コントロールとは、品質マネジメント計画で品質基準と達成手段を決め、品質保証(QA)はプロセスが定めどおり運用されているかを点検してプロセス自体を直し、品質コントロール(QC)は成果物を検査・測定して要求を満たすかを判定する。設計レビューに人を厚く割く(予防)か結合テストで叩き出す(検査)かは、欠陥の発見が遅れるほど手戻り費用が跳ね上がる前提で配分を決める。
最終更新:2026-10-06
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検査だけで品質を作ろうとすると、欠陥は工程の終盤にまとめて出て、修正が設計まで遡る。だから「作り方を正す活動」と「出来を測る活動」を分け、前者に投資して後者の負荷を下げるという構図が生まれた。設計者にとっては、レビュー指摘密度やテスト密度といった指標をどの工程で測り、どの値を超えたら差し戻すかを決める作業そのもの。基準を決めずに走ると、QCの合否判定が担当者の感覚になり、レビューが通ったかどうかを後から説明できなくなる。
具体例
JIS Q 9001は品質マネジメントシステムの要求事項を定め、内部監査でプロセスの適合を確かめる形をとる——これがQAの位置づけ。合否の物差し側は、IPAが公開しているソフトウェア開発データ白書のレビュー指摘密度やテスト密度の分布を基準線に使い、自社の実績と突き合わせて閾値を置くのが実務的な組み方になる。
試験での引っ掛け
品質保証はプロセス指向、品質コントロールはプロダクト指向で、この対比が頻出。組織名は当てにならず、「品質保証部」がテストを実施している場合、その活動はQCにあたる。また品質マネジメント計画は両者の上位で、基準そのものを決めるプロセスであり、QAの一部ではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 システム化計画の立案 > 4-14 サービスレベルと品質に対する基本方針の明確化に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。