ペトリネットとは?
ペトリネットとは、プレース(場所)とトランジション(遷移)を有向弧で結び、トークンの移動で状態変化を表す数学的モデル。並列に動作する事象の同期・排他・資源競合を厳密に表現でき、デッドロックの解析にも使える。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
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ペトリネットの意味
プレース(場所)とトランジション(遷移)を有向弧で結び、トークンの移動で状態変化を表す数学的モデル。並列に動作する事象の同期・排他・資源競合を厳密に表現でき、デッドロックの解析にも使える。
ペトリネットの具体例
2つの並行処理が共有資源を使う場面で、資源を表すプレースにトークンを1個だけ置き、同時実行できないことをモデル上で保証する。
ペトリネットは試験でどう引っ掛けられる?
「並行事象の同期を表現できる要求モデル」を問われたらペトリネット。DFDや決定表では同期は表せない。
ペトリネットと関連する用語
ペトリネットが出た過去問
並列に動作する事象間の同期を表現することが可能な、ソフトウェアの要求モデルはどれか。
正解:ペトリネットモデル
要点:ペトリネットは並行事象の同期を表現できるモデル
ペトリネットは、プレース、トランジション、トークンを用いて状態の遷移を表すモデルで、複数のプレースからトークンが揃って初めてトランジションが発火するという性質により、並行して動く事象どうしの同期や排他を自然に表現できる。E-Rモデルはデータ構造、データフローモデルはデータの流れ、有限状態機械は単一の逐次的な状態遷移を表す。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問4(IPA)並列に生起する事象間の同期を表現することが可能な、ソフトウェアの要求モデルはどれか。
正解:ペトリネットモデル
要点:ペトリネットは並行事象の同期を表現できるモデル
ペトリネットは、プレース(状態)とトランジション(事象)、その間を移動するトークンでモデルを表す。一つのトランジションが複数の入力プレースにトークンが揃うまで発火しないという性質により、並行して進む複数の事象の合流や同期を自然に表現できる。デッドロックの検出など解析にも用いられる。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。