スキルマップ(力量管理)とは?すきるまっぷ
スキルマップ(力量管理)とは、必要なスキルと要員ごとの習熟度を突き合わせた表で、方式設計では「その技術を採用してよいか」を決める制約条件として使う。理論上最適なアーキテクチャでも単独で扱える要員が一人しかいなければ保守で詰まるため、技術選定と要員計画を同じ表の上で判断する。
最終更新:2026-10-06
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技術は設計者が決め、要員は後から集めればよいという前提が通用したのは、採用する技術が枯れていて誰でも触れた時代までである。受託開発では要員の入替えが前提で、フレームワークやクラウドサービスの選択肢も増えたため、「作れるか」ではなく「この体制で作り、五年運用できるか」が実現可能性の検討の中身になった。設計判断の根拠として体制の裏付けを示せるかが問われる。
具体例
IPAのiコンピテンシ・ディクショナリのスキル辞書を土台に、Java・Terraform・Kubernetesの各項目を四段階(未経験/指導下で可/単独で可/指導できる)で埋める。コンテナ基盤を単独で扱えるのが一人だけと分かれば、方式設計ではAmazon ECSのようなマネージドサービスへ寄せ、自前運用の範囲を狭める判断になる。
試験での引っ掛け
人事評価の材料と受け取られると自己申告が甘くなり、表が設計判断に使えなくなる。目的は査定ではなく採用可否と体制の決定である。また習熟度は陳腐化するため、更新時期を決めずに作った表は数か月で実態と乖離し、レビューで「この根拠は古い」と崩れる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。