移行リハーサルとは?いこうりはーさる
移行リハーサルとは、本番移行を、手順書・体制・所要時間・切り戻しまで含めて本番と同等の条件で通しで試す作業。時間の枠に収まるか、手順書に欠けが無いか、担当者が指示どおりに動けるかを、当日を迎える前に実測して確かめることが目的になる。
最終更新:2026-10-06
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移行は「うまくいかなかったのでやり直す」が効かない。停止できる時間には限りがあり、超えれば顧客と利用者の業務が止まる。ぶっつけ本番を避ける唯一の手段が事前の通し稽古で、PMには実測値をもとに移行の可否を判定する責任がある。だからリハーサルの本質は手順の読み合わせではなく、所要時間の計測にある。
具体例
本番と同じ件数のデータを用意し、当日と同じ担当者・同じ手順書で作業して各ステップの所要時間を記録する。停止時間の枠に収まらなければ、事前移送や並列実行へ手順を組み替え、改訂した手順でもう一度通してから稼働判定に臨む。
試験での引っ掛け
途中で問題が出ても、そこで打ち切って終わりにしない。切り戻しまで含めて最後まで通し、全体の所要時間と手順の妥当性を確認して初めて完了とする。切り戻しを一度も試していない移行計画は、稼働判定会議で承認の根拠にならない。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問14(IPA)
基幹システムの更改に伴って、移行リハーサルを実施した。移行リハーサルの目的に照らして移行リハーサルの完了の仕方として、適切なものはどれか。
正解:移行作業中に、環境に起因する問題が発生したが、その場で対応して移行手順どおりに移行作業を終了した。発生した問題については、移行作業終了後に、本番の環境では発生しないことが確認できたので、移行リハーサルを完了した。
要点:移行リハーサルは本番の手順と所要時間の検証が目的
移行リハーサルの目的は、本番移行の手順・所要時間・体制が実際に通用するかを事前に検証し、問題があれば本番前に手を打つことにある。したがって、リハーサル環境固有の事情で起きた事象について本番環境では起こらないと確認できたのであれば、手順どおりに完了した以上リハーサルは目的を果たしている。手順を変えた場合や時間を超過した場合、検証すべき作業を省いた場合は、目的を達したとはいえない。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの4 開発技術 > 5. 導入・受入れ支援 > (4) 導入に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。