ワークアラウンドとは?わーくあらうんど
ワークアラウンドとは、計画になかった事象が起きたときに、その場で組み立てる暫定的な回避策。あらかじめ用意しておくコンティンジェンシープランと違い、想定していなかった事態に即興で対処するものであり、恒久対策までのつなぎとして位置づけられる。実施した内容は記録に残し、恒久対策が完了するまでを一件として追跡する。
最終更新:2026-10-06
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リスクを洗い出しても、特定できるのは想像が届く範囲までで、未知の事象は必ず残る。残ったぶんに備えるのは事前の策ではなく、起きてから素早く手を打てる体制のほうである。ただし暫定策は手作業や例外運用を伴うため、恒久対策の期限を決めずに走らせると、その場しのぎが標準手順として定着してしまう。
具体例
外部連携先の仕様変更で自動連携が止まり、事前の対応策が無かったため、当日は表計算からの手作業取り込みで業務を回した。Redmineに暫定対応として起票し、恒久対策の実装日と暫定運用の終了日を同じチケットに紐づけて管理する。
試験での引っ掛け
事前に用意した代替策はコンティンジェンシープランであって、こちらではない。二次リスクへの備えであるフォールバックプランとも区別する。暫定である以上、恒久対策と再発防止、そして教訓としての記録までを一組にしないと、対応そのものが終わらない。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問25(IPA)
公開された実証コード(PoC:Proof of Concept)を使って、インターネットからWebサーバを狙う攻撃がある。こういった攻撃に自社のWebサーバが侵…
正解:自社のWebサーバで使用しているソフトウェアの脆弱性情報を確認し、ワークアラウンドの実施又は脆弱性修正プログラムの適用を行う。
要点:既知脆弱性を突く攻撃には修正適用と回避策が最も有効
実証コードが公開される攻撃は、既知の脆弱性を突くものである。したがって、自社のWebサーバが使っているソフトウェアの脆弱性情報を継続的に確認し、修正プログラムを適用するか、適用できない間は設定変更などのワークアラウンドで攻撃経路を塞ぐことが、侵害を未然に防ぐ最も直接的な対策になる。他の選択肢は事後の検知や別のリスクへの対策であり、この攻撃を防ぐ効果は限定的である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。