システム適格性確認テストとは?しすてむてきかくせいかくにんてすと
システム適格性確認テストとは、共通フレームのアクティビティで、システム要件どおりに実装されているかをシステム全体として確認するテスト。開発側の責任で実施し、機能要件だけでなく性能・信頼性・セキュリティなどの非機能要件も対象とする。これに合格して初めて、利用者側が主体の運用テストへ進む。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
誰の要件に対する確認かを曖昧にすると、非機能要件を誰も見ないまま本番を迎えたり、利用者側の受入れの場で開発の不備が初めて表面化して責任の所在が争われる。共通フレームは確認の対象と実施主体を工程ごとに切り分けて定義しており、PMにとっては検収条件と契約上の責任分界をどこに引くかの土台になる。
具体例
情報処理推進機構(IPA)の共通フレーム2013が定義している。システム要件定義書の項目ごとにテストケースを対応付け、応答時間や同時接続数の測定結果まで含めて開発側で確認し、その記録を添えて利用者へ運用テストの開始を依頼する。
試験での引っ掛け
ソフトウェア適格性確認テストは「ソフトウェア要件」に対する確認で、ハードウェアや運用手順を含まない分だけ範囲が狭い。運用テストは利用者側が業務に使えるかを見る。3つの階層と、それぞれの実施主体を取り違えないこと。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
共通フレーム2013におけるシステム開発プロセスのアクティビティであるシステム適格性確認テストの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:システム要件について実装の適合性をテストし、システムの納入準備ができているかどうかを評価する。
要点:システム適格性確認テストは要件への適合と納入準備を評価する
システム適格性確認テストは、システム要件として定めた事項が実装されているかを検証し、システムが納入できる状態にあるかどうかを評価するアクティビティである。開発側が要件充足を確認する段階であり、利用者が実運用環境で用途を満たすかを確かめる運用テストとは目的が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。