WEEE指令とは?
WEEE指令とは、EUにおける電気・電子機器廃棄物の回収とリサイクルを定めた指令。生産者に対し、市場に出した機器の回収・処理・再資源化の責任と費用負担を課し、分別排出を促す表示(車輪付きごみ箱にバツ印の記号)を求める。製品を欧州市場へ出すシステム開発では、機器の設計と物流の要件に影響する。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2022年度)。
うぃーいーいーしれい
WEEE指令の意味
EUにおける電気・電子機器廃棄物の回収とリサイクルを定めた指令。生産者に対し、市場に出した機器の回収・処理・再資源化の責任と費用負担を課し、分別排出を促す表示(車輪付きごみ箱にバツ印の記号)を求める。製品を欧州市場へ出すシステム開発では、機器の設計と物流の要件に影響する。
WEEE指令の具体例
欧州向けに専用端末を含むシステムを納入するプロジェクトでは、端末筐体への分別表示、現地でのリサイクル制度への登録、回収費用の見積り計上が必要になる。これを設計終盤で洗い出すと、金型のやり直しや現地代理人の追加契約が発生し、コストとスケジュールの両方を圧迫する。
WEEE指令は試験でどう引っ掛けられる?
有害物質の含有そのものを規制するRoHS指令と、廃棄後の回収・リサイクルを規制するWEEE指令は目的が違う。また指令はEU加盟国が国内法へ落として初めて執行されるため、加盟国ごとに登録手続や費用が異なる点も見落とされやすい。
WEEE指令と関連する用語
WEEE指令が出た過去問
基準値を超える鉛、水銀などの有害物質を電気・電子機器に使用することを制限するために、欧州連合が制定し、施行しているものはどれか。
正解:RoHS指令
要点:RoHSは有害物質の使用制限、WEEEは廃棄機器の回収を定める
RoHS指令は、電気・電子機器における鉛、水銀、カドミウム、六価クロムなどの特定有害物質の使用を、基準値を超えて含まないよう制限する欧州連合の指令である。製品の設計・製造段階で有害物質を減らすことを狙いとし、廃棄段階の回収・リサイクルを求めるWEEE指令と対をなす。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問23(IPA)基準値を超える鉛、水銀などの有害物質を電気・電子機器に使用することを制限するために、欧州連合が制定し、施行しているものはどれか。
正解:RoHS指令
要点:RoHS指令は電気・電子機器への有害物質使用を制限する
RoHS指令は、欧州連合が電気・電子機器に含まれる鉛、水銀、カドミウム、六価クロムなどの有害物質の使用を基準値以下に制限する指令である。同じEUの指令でも、WEEE指令は使用済みの電気・電子機器の回収とリサイクルを義務付けるもので、対象とする局面が異なる点で混同しやすい。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。