容量・能力管理(キャパシティ管理)とは?
容量・能力管理(キャパシティ管理)とは、事業の需要予測にもとづき、サービスが合意した性能を満たすために必要な資源量を、費用対効果を見ながら計画・監視・調整するプロセス。「足りない」だけでなく「過剰投資」も失敗とみなす点が特徴で、試験では監視指標のしきい値設定と増設判断のタイミングが問われる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
ようりょうのうりょくかんり
容量・能力管理(キャパシティ管理)の意味
事業の需要予測にもとづき、サービスが合意した性能を満たすために必要な資源量を、費用対効果を見ながら計画・監視・調整するプロセス。「足りない」だけでなく「過剰投資」も失敗とみなす点が特徴で、試験では監視指標のしきい値設定と増設判断のタイミングが問われる。
容量・能力管理(キャパシティ管理)の具体例
ディスク使用率が月2%ずつ増える傾向から、11か月後に上限へ達すると予測し、しきい値80%で警報、85%で増設着手と決めておく。調達に2か月かかるなら、逆算して7か月後には稟議を出す。クラウドなら自動スケールで吸収し、上限額を設定して費用の暴走を止める。
容量・能力管理(キャパシティ管理)は試験でどう引っ掛けられる?
障害が起きてから増設するのは可用性管理ではなく能力不足の見落とし。可用性管理が「止まらないこと」を扱うのに対し、こちらは「遅くならないこと」と「無駄に持たないこと」を扱う。性能試験の合格=将来も十分、ではない点も混同されやすい。
容量・能力管理(キャパシティ管理)と関連する用語
容量・能力管理(キャパシティ管理)が出た過去問
サービスマネジメントにおいて、事業関係マネージャが責任をもつ事項として、適切なものはどれか。
正解:将来の事業上の要求事項の理解及び計画立案
要点:事業関係マネージャは顧客の将来の事業要求を把握し計画する
事業関係マネージャは、サービス提供者と顧客(事業側)との橋渡しを担い、顧客の事業がこれから何を必要とするのかを把握して、サービスの方向性や計画に反映させる役割を負う。供給者との関係管理は供給者マネジメント、容量・能力データの分析は容量・能力管理といった別のプロセスの責任であり、混同しやすいので区別する。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。