外部設計・内部設計とは?
外部設計・内部設計とは、利用者から見える画面・帳票・外部インタフェースを決めるのが外部設計(基本設計)、それを実現する内部構造・モジュール分割・データ構造を決めるのが内部設計(詳細設計)。承認を得る相手が異なる点が問われる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
がいぶせっけい・ないぶせっけい
外部設計・内部設計の意味
利用者から見える画面・帳票・外部インタフェースを決めるのが外部設計(基本設計)、それを実現する内部構造・モジュール分割・データ構造を決めるのが内部設計(詳細設計)。承認を得る相手が異なる点が問われる。
外部設計・内部設計の具体例
外部設計書は業務部門の承認を得て以後の変更を変更管理に載せ、内部設計は開発側の裁量で改善できるようにする。この線引きを曖昧にすると、内部の実装都合の修正まで顧客承認が必要になり、進捗が止まる。
外部設計・内部設計は試験でどう引っ掛けられる?
外部設計の成果物に業務部門が承認できない技術的内容を混ぜると、レビューが空回りする。またここでの「外部」は外部システムのことではなく「利用者から見える範囲」を指す点を取り違えやすい。
外部設計・内部設計と関連する用語
外部設計・内部設計が出た過去問
ベンダX社に対して,図に示すように要件定義フェーズから運用テストフェーズまでを委託したい。X社との契約に当たって,"情報システム・モデル取引・契約書"に照らし,…
正解:a, d
要点:要件定義と運用テストは準委任型、設計〜テストは請負型が基本
情報システム・モデル取引・契約書では、成果物の完成に責任を負わせにくいフェーズを準委任型としている。要件定義はユーザ側が主体となって要件を固める作業であり、運用テストもユーザが自らの業務観点で確認する作業なので、いずれも準委任型が適切とされる。内部設計から結合・システムテストまでは成果物が明確なため請負型が基本になる。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問21(IPA)過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに進めて228日で完了し、プログラム開発を開…
正解:150
要点:作業配分モデルでは既知の期間から全体期間を逆算して残りを求める
システム要件定義からシステム内部設計までの期間比の合計は 0.25+0.21+0.11=0.57 で、これが228日にあたるので全体の期間は 228÷0.57=400日となる。プログラム開発は期間比0.11で44日、うち半分が完了しているので残り22日。これにシステム結合44日とシステムテスト84日を加え、22+44+84=150日が残りの日数である。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。