内部設計(ソフトウェア方式設計)とは?
内部設計(ソフトウェア方式設計)とは、外部設計で決めた振る舞いを、開発者が実装できる形へ落とす工程。プログラムをモジュールへ分割し、モジュール間のインタフェース、データベースの物理設計、エラー処理や排他制御の方式を決める。詳細設計ではモジュール内部のロジックまで記述する。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2018年度)。
ないぶせっけい
内部設計(ソフトウェア方式設計)の意味
外部設計で決めた振る舞いを、開発者が実装できる形へ落とす工程。プログラムをモジュールへ分割し、モジュール間のインタフェース、データベースの物理設計、エラー処理や排他制御の方式を決める。詳細設計ではモジュール内部のロジックまで記述する。
内部設計(ソフトウェア方式設計)の具体例
在庫照会を「入力検査」「在庫問合せ」「表示整形」に分け、問合せモジュールの引数と戻り値、キャッシュ有効期間30秒、在庫テーブルのインデックス設計を決める。単体テストの項目はこの設計書から機械的に導ける。
内部設計(ソフトウェア方式設計)は試験でどう引っ掛けられる?
内部設計と詳細設計を同一視しがちだが、方式設計はモジュール構成とインタフェース、詳細設計はモジュール内部の処理という粒度差がある。また画面項目の追加は外部設計の変更であり、内部設計だけで閉じない。
内部設計(ソフトウェア方式設計)と関連する用語
内部設計(ソフトウェア方式設計)が出た過去問
JIS X 0160において,"開発者は,ソフトウェア結合のために暫定的なテスト要求事項及びスケジュールを定義し,文書化する。"というタスクを実施するプロセスは…
正解:ソフトウェア方式設計
要点:結合テストの要求事項は方式設計の段階で暫定定義しておく
JIS X 0160では、ソフトウェア方式設計プロセスで最上位レベルの構造とソフトウェアコンポーネントの構成を定めるとともに、それらを結合するためのテスト要求事項とスケジュールを暫定的に定義し文書化する。実際の結合作業は後続のソフトウェア結合プロセスで行うが、その前提となるテストの要求事項は設計段階で用意しておく。
出典:平成28年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問16(IPA)ベンダX社に対して,図に示すように要件定義フェーズから運用テストフェーズまでを委託したい。X社との契約に当たって,"情報システム・モデル取引・契約書"に照らし,…
正解:a, d
要点:要件定義と運用テストは準委任型、設計〜テストは請負型が基本
情報システム・モデル取引・契約書では、成果物の完成に責任を負わせにくいフェーズを準委任型としている。要件定義はユーザ側が主体となって要件を固める作業であり、運用テストもユーザが自らの業務観点で確認する作業なので、いずれも準委任型が適切とされる。内部設計から結合・システムテストまでは成果物が明確なため請負型が基本になる。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問21(IPA)過去のプロジェクトの開発実績から構築した作業配分モデルがある。システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに進めて228日で完了し、プログラム開発を開…
正解:150
要点:作業配分モデルでは既知の期間から全体期間を逆算して残りを求める
システム要件定義からシステム内部設計までの期間比の合計は 0.25+0.21+0.11=0.57 で、これが228日にあたるので全体の期間は 228÷0.57=400日となる。プログラム開発は期間比0.11で44日、うち半分が完了しているので残り22日。これにシステム結合44日とシステムテスト84日を加え、22+44+84=150日が残りの日数である。
出典:平成30年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。