共通鍵暗号方式・公開鍵暗号方式とは?きょうつうかぎあんごうほうしき・こうかいかぎあんごうほうしき
共通鍵暗号方式・公開鍵暗号方式とは、暗号化と復号に同じ鍵を使うのが共通鍵暗号方式、公開してよい鍵と本人だけが持つ秘密鍵の対を使うのが公開鍵暗号方式。共通鍵は処理が速い代わりに鍵を相手へ安全に渡す手段が要り、公開鍵はその鍵配送の問題を解ける代わりに処理が遅い、という補い合いの関係にある。
最終更新:2026-10-06
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暗号そのものは古くからあったが、通信相手が不特定多数になると「鍵をどうやって相手に渡すか」が解けない問題として残った。会ったこともない相手と事前に鍵を共有することはできないからである。1970年代に公開鍵暗号が考案され、鍵を公開したままでも安全に通信できる道が開けたことで、面識のない相手との電子商取引が成立するようになった。
具体例
共通鍵暗号の代表は米国立標準技術研究所が標準に定めたAES、公開鍵暗号の代表はRSA。実際のWeb通信は両方を組み合わせ、遅い公開鍵暗号で共通鍵だけを安全に渡し、本体のデータは高速な共通鍵暗号で暗号化するハイブリッド方式をとる。
試験での引っ掛け
本体データを公開鍵暗号で暗号化すると覚えると向きが逆になる。公開鍵で運ぶのは鍵であって中身ではない。またn人が共通鍵方式で互いに通信するにはn(n-1)/2個の鍵が要る——全員の組み合わせの数だけ鍵が必要という意味で、人数が増えると急増する点が計算問題として出やすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。