QoSとは?
QoSとは、帯域・遅延・ゆらぎ・損失率といった通信品質を、トラフィックの種類ごとに制御して確保する仕組みの総称。分類(クラシフィケーション)、マーキング、キューイング、シェーピング/ポリシング、アドミッション制御などから成る。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2021年度)。
きゅーおーえす
QoSの意味
帯域・遅延・ゆらぎ・損失率といった通信品質を、トラフィックの種類ごとに制御して確保する仕組みの総称。分類(クラシフィケーション)、マーキング、キューイング、シェーピング/ポリシング、アドミッション制御などから成る。
QoSの具体例
音声パケットを最優先キューへ入れ、大容量ファイル転送より先に送出することで通話品質を守る。
QoSは試験でどう引っ掛けられる?
シェーピングとポリシングを取り違えやすい。超過分をバッファにためて送出を遅らせるのがシェーピング、その場で破棄またはマーク変更するのがポリシング。またQoSは限られた帯域の配分を変えるだけで総帯域は増えない(優先した通信の裏で他の通信が犠牲になる)。
QoSと関連する用語
QoSが出た過去問
ネットワークのQoSを実現するために使用されるトラフィック制御方式に関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:通信を開始する前にネットワークに対して帯域などのリソースを要求し、確保の状況に応じて通信を制御することを、アドミッション制御という。
要点:アドミッション制御は通信開始前に帯域を確保する仕組み
アドミッション制御は、通信を始める前に必要な帯域などのリソースをネットワークへ要求し、確保できたかどうかで通信の可否を決める仕組みである。要求を受け入れられないときは通信を開始させないことで、既存の通信の品質を守る。RSVPなどのシグナリングプロトコルが用いられる。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問5(IPA)ネットワークのQoSを実現するために使用されるトラフィック制御方式に関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:通信を開始する前にネットワークに対して帯域などのリソースを要求し、確保の状況に応じて通信を制御することを、アドミッション制御という。
要点:アドミッション制御は通信開始前に帯域を確保する仕組み
アドミッション制御は、通信を始める前に必要な帯域などのリソースをネットワークへ要求し、確保できたかどうかで通信の可否を決める仕組みである。要求を受け入れられない場合は通信を開始させないことで、すでに確立している通信の品質を守る。RSVPなどのシグナリングプロトコルが用いられる。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)ネットワークのQoSを実現するために使用されるトラフィック制御方式に関する説明のうち、適切なものはどれか。
正解:通信を開始する前にネットワークに対して帯域などのリソースを要求し、確保の状況に応じて通信を制御することを、アドミッション制御という。
要点:事前に帯域を確保して受入れ可否を決めるのがアドミッション制御
アドミッション制御は、通信の開始に先立って必要な帯域などのリソースをネットワークに要求し、確保できたかどうかで通信の受入れ可否を決める制御である。RSVPなどのシグナリングと組み合わせて使われ、受け入れた通信の品質を守るために新規の通信を拒否することもある。ポリシングとシェーピングは説明が入れ替えられやすいので、両者の違いを押さえておきたい。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。