保守性とは?
保守性とは、JIS X 25010の主特性の1つで、修正のしやすさを表す。副特性はモジュール性、再利用性、解析性、修正性、試験性。長期に使う基幹システムでは総保有コストを左右するため、方式設計の段階で構造として作り込む対象になる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
ほしゅせい
保守性の意味
JIS X 25010の主特性の1つで、修正のしやすさを表す。副特性はモジュール性、再利用性、解析性、修正性、試験性。長期に使う基幹システムでは総保有コストを左右するため、方式設計の段階で構造として作り込む対象になる。
保守性の具体例
制度改正で税率が変わる箇所を設定ファイルへ外出しし(修正性)、業務ロジックを層で分離して影響範囲を追えるようにし(モジュール性・解析性)、自動テストで回帰確認できる状態を作る(試験性)ことを非機能要件として定義する。
保守性は試験でどう引っ掛けられる?
稼働後の運用体制や要員数の話に流れがちだが、品質特性としての保守性は製品そのものの性質。また試験性は「テストしてあること」ではなく「テストしやすい構造か」を指す。使用性とは対象(利用者か保守者か)が違う。
保守性と関連する用語
保守性が出た過去問
ソフトウェアのリファクタリングの説明はどれか。
正解:外部から見た振る舞いを変更せずに保守性が高いプログラムに書き直す。
要点:リファクタリングは振る舞いを保ったまま内部を改善
リファクタリングは、プログラムの外部から見た動作を変えないまま、内部構造を整理して読みやすく保守しやすい形に書き直す作業である。重複の除去や適切な分割によって、後の機能追加や修正を行いやすくする。動作が変わっていないことをテストで確かめながら進める。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。