PGP/OpenPGPとは?
PGP/OpenPGPとは、メール本文と添付を暗号化・署名するための方式で、共通鍵で本文を暗号化し、その鍵を相手の公開鍵で暗号化して送るハイブリッド構成をとる。鍵の正当性は認証局ではなく、利用者どうしが互いの鍵に署名し合う信用の輪で担保する。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
ぴーじーぴー/おーぷんぴーじーぴー
PGP/OpenPGPの意味
メール本文と添付を暗号化・署名するための方式で、共通鍵で本文を暗号化し、その鍵を相手の公開鍵で暗号化して送るハイブリッド構成をとる。鍵の正当性は認証局ではなく、利用者どうしが互いの鍵に署名し合う信用の輪で担保する。
PGP/OpenPGPの具体例
初めての相手とやり取りするには事前に公開鍵を交換し、鍵指紋を電話など別経路で照合する。鍵サーバに置く運用もあるが、任意の他人が偽の鍵を登録できるため、指紋の確認を省くとなりすましを受け入れることになる。
PGP/OpenPGPは試験でどう引っ掛けられる?
S/MIMEとの最大の違いは信頼モデルで、S/MIMEは認証局による階層型、PGPは信用の輪。相互運用性はなく、片方の鍵でもう片方のメールを検証することはできない。暗号アルゴリズムの違いが本質だと誤解しやすい。
PGP/OpenPGPと関連する用語
PGP/OpenPGPが出た過去問
OpenPGPやS/MIMEにおいて用いられるハイブリッド暗号方式の特徴はどれか。
正解:公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式を組み合わせることによって鍵管理コストと処理性能の両立を図る。
要点:本文は共通鍵、鍵配送は公開鍵で行うのがハイブリッド
ハイブリッド暗号方式は、本文の暗号化には処理が高速な共通鍵暗号を使い、その共通鍵(セッション鍵)だけを受信者の公開鍵で暗号化して送る方式である。共通鍵の事前配送問題を公開鍵暗号で解決しつつ、公開鍵暗号の処理の重さを本文には持ち込まない。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。