母集団・抽出単位とは?ぼしゅうだんちゅうしゅつたんい
母集団は監査人が結論を出そうとしている対象の全体、抽出単位はそこから取り出す1件の単位。どちらも監査要点から逆算して決めるもので、要点が「期中の承認手続が働いていたか」であれば、母集団は期中に発生した申請の全件になる。
最終更新:2026-10-07
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標本監査は一部を調べて全体を語る手続なので、語る対象の定義がずれていれば、抽出も検査も正しく行った結論が的外れになる。母集団の網羅性を確かめる作業が抽出より先に来るのはこのためで、入手しやすさで母集団を決めてはならない。
具体例
期中のアクセス権付与の妥当性を問うなら、母集団は期中の付与申請の全件であって、期末時点の権限一覧ではない。監査人は申請システムの件数と台帳の件数を突合し、期中に付与されて期末までに削除された分が漏れていないかを先に確かめる。
試験での引っ掛け
期末残高や期末の一覧をそのまま母集団にしてしまう誤りが定番。期中に発生して消えた項目を含まないため、期中の統制を問う監査要点には対応しない。抽出単位も、要点が伝票単位なら明細行ではなく伝票にそろえる必要がある。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 2. 業務分析・データ利活用 > (2) データ利活用に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。