半加算器とは?
半加算器とは、1ビットどうしの加算を行う回路。和はXOR、桁上げ(キャリー)はANDで得られる。下位からの桁上げ入力も扱えるようにしたものが全加算器。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2018年度〜2021年度)。
はんかさんき
半加算器の意味
1ビットどうしの加算を行う回路。和はXOR、桁上げ(キャリー)はANDで得られる。下位からの桁上げ入力も扱えるようにしたものが全加算器。
半加算器の具体例
1+1=10(2進数)なので、和のビットは0(XORの結果)、桁上げは1(ANDの結果)となる。
半加算器は試験でどう引っ掛けられる?
和とキャリーの担当ゲートを逆にしないこと。和がXOR、桁上げがAND。全加算器との分岐点は下位からの桁上げ入力を受け取れるかで、半加算器は入力2本・出力2本。nビットの加算器は「最下位だけ半加算器、上位は全加算器」で構成できる。
半加算器と関連する用語
半加算器が出た過去問
1桁の2進数A, Bを加算し、Xに桁上がり、Yに桁上げなしの和(和の1桁目)が得られる論理回路はどれか。
正解:論理回路ア
要点:半加算器は桁上げ=AND、和=XORで構成する
1桁の2進数2つを加算する回路は半加算器であり、桁上げ(キャリー)Xは両方が1のときだけ1になるので論理積(AND)、桁上げなしの和Yは入力が異なるときだけ1になるので排他的論理和(XOR)で得られる。真理値表で確認すると、1+1=10(X=1, Y=0)、1+0=01(X=0, Y=1)、0+0=00となり、この組合せが成り立つ。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問7(IPA)1桁の2進数A, Bを加算し、Xに桁上がり、Yに桁上げなしの和(和の1桁目)が得られる論理回路はどれか。
正解:AとBの両方をAND素子に入力してXを出力し、AとBの両方をXOR素子に入力してYを出力する回路
要点:半加算器は桁上げがAND、和がXOR
1桁の2進数の加算は半加算器で実現でき、桁上げ(キャリー)はA AND B、桁上げなしの和はA XOR Bとなる。A=B=1のときだけ桁上げが1になるのがAND、AとBが異なるときだけ和が1になるのがXORである。したがってXにAND、YにXORを出力する回路が正しい。
出典:令和3年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。