メモリインタリーブとは?めもりいんたりーぶ
メモリインタリーブとは、主記憶を複数のバンクに分け、連続するアドレスを別々のバンクへ順番に割り当てる高速化技法。あるバンクが読出し動作を終えるのを待つ間に次のバンクへ要求を出せるので、待ち時間が重なり合って実効的な転送速度が上がる。分割数に応じて2ウェイ・4ウェイなどと呼ぶ。
最終更新:2026-10-07
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CPUの動作速度がDRAMの読出し時間より速くなり、アクセスのたびに待たされることが性能の頭打ちになった。素子1つを速くするのは難しいので、同じ速度の素子を並べて同時に動かし、待ち時間を重ねて見かけ上短くする発想が採られた。よく使うデータを手元に置くキャッシュメモリとは狙いが違い、こちらは主記憶そのものの実効速度を上げる。
具体例
4バンク構成なら、連続する4語ぶんの要求を4つのバンクへ同時に投げられるため、連続した領域の読出しは理論上4倍まで速くなる。DDR SDRAMを2枚・4枚組で使うデュアルチャネル、クアッドチャネル構成も同じ考え方に立つ。
試験での引っ掛け
効果が出るのは連続アドレスへ順に読み書きする場合で、ランダムアクセスでは同じバンクへ続けて当たることが多く、効果は薄い。バンク数を増やせば常に速くなるわけではない点が問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問4(IPA)
メモリインタリーブの目的として、適切なものはどれか。
正解:複数のバンクに割り振った連続したアドレスにアクセスしたとき、アクセス時間を短くする。
要点:インタリーブは連続アドレスを複数バンクで並行処理
メモリインタリーブは主記憶を複数のバンクに分割し、連続したアドレスを異なるバンクへ交互に割り当てる方式である。あるバンクがアクセス後の回復動作をしている間に別のバンクへアクセスできるため、連続アドレスへの読み書きを並行処理して実効的なアクセス時間を短縮できる。
出典:平成30年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問4(IPA)
メモリインタリーブの説明として、適切なものはどれか。
正解:主記憶を複数のバンクに分けて、CPUからのアクセス要求を並列的に処理できるようにする。
要点:メモリインタリーブは主記憶を分割し並列アクセスで高速化
メモリインタリーブは、主記憶を複数のバンク(区画)に分割し、連続するアドレスを異なるバンクへ順に割り当てる技法である。CPUからの連続アクセスを複数バンクで並行して処理できるため、見かけ上のメモリアクセス速度を高められる。
出典:令和2年度 10月試験 高度試験 午前Ⅰ 問4(IPA)
メモリインタリーブの説明はどれか。
正解:主記憶を複数の独立したグループに分けて、各グループに交互にアクセスすることによって、主記憶へのアクセスの高速化を図る。
要点:メモリインタリーブは主記憶を分割し交互アクセスで高速化する
メモリインタリーブは、主記憶を複数のバンク(独立したグループ)に分割し、連続するアドレスを各バンクへ交互に割り当てる方式である。あるバンクがアクセス後の回復動作をしている間に別のバンクへアクセスできるため、連続領域への読み書きが実質的に並列化されて高速化する。キャッシュとは別の、主記憶そのものを速く見せる技術である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。