テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)とは?てすとかばれっじ
テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)とは、テストがプログラムのどれだけを実行したかを示す割合と、その測り方の基準。すべての命令を一度通す命令網羅、判定の真偽双方を通す分岐網羅、個々の条件式の真偽を通す条件網羅があり、後者ほど厳しい。どの水準まで求めるかを品質目標とコストの釣合いで決めるのが設計判断になる。
最終更新:2026-10-07
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一般業務のアプリでは分岐網羅八〇%を終了基準に置き、資金決済や安全に関わる部分だけ判定条件・条件網羅まで引き上げる、といった使い分けをする。カバレッジ計測ツールを継続的インテグレーションに組み込み、基準を割った変更はマージさせない運用にすると形骸化を防げる。
試験での引っ掛け
条件網羅は分岐網羅より必ず強い、とは限らない。個々の条件の真偽を網羅しても判定全体の真偽が両方現れない組合せがあり得るため、両方を満たす判定条件・条件網羅が別に定義されている。またカバレッジ一〇〇%は欠陥ゼロを意味しない。そもそも書かれていない処理の欠落は、この基準ではまったく検出できないという限界がある。
関連用語
出た過去問
出典:令和4年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問16(IPA)
次の流れ図において、判定条件網羅(分岐網羅)を満たす最少のテストケースの組みはどれか。
正解:(1) A=1, B=0 (2) A=1, B=1
要点:判定条件網羅は各判定の真と偽を1回ずつ通せばよい
判定条件網羅は、各判定について真と偽の両方の結果を少なくとも1回ずつ通せばよい。A=1,B=0では最初の判定が真となり、その結果C=1になるので2つ目の判定も真を通る。A=1,B=1では最初の判定が偽となりC=2になるため、2つ目の判定も偽を通る。この2件で両判定の真偽が網羅でき、これが最少である。
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 3. 実装・構築 > (8) ソフトウェアユニットのテストに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。