テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)とは?
テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)とは、テストがプログラムのどれだけを実行したかを示す割合と、その測り方の基準。すべての命令を一度通す命令網羅、判定の真偽双方を通す分岐網羅、個々の条件式の真偽を通す条件網羅があり、後者ほど厳しい。どの水準まで求めるかを品質目標とコストの釣合いで決めるのが設計判断になる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
てすとかばれっじ
テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)の意味
テストがプログラムのどれだけを実行したかを示す割合と、その測り方の基準。すべての命令を一度通す命令網羅、判定の真偽双方を通す分岐網羅、個々の条件式の真偽を通す条件網羅があり、後者ほど厳しい。どの水準まで求めるかを品質目標とコストの釣合いで決めるのが設計判断になる。
テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)の具体例
一般業務のアプリでは分岐網羅八〇%を終了基準に置き、資金決済や安全に関わる部分だけ判定条件・条件網羅まで引き上げる、といった使い分けをする。カバレッジ計測ツールを継続的インテグレーションに組み込み、基準を割った変更はマージさせない運用にすると形骸化を防げる。
テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)は試験でどう引っ掛けられる?
条件網羅は分岐網羅より必ず強い、とは限らない。個々の条件の真偽を網羅しても判定全体の真偽が両方現れない組合せがあり得るため、両方を満たす判定条件・条件網羅が別に定義されている。またカバレッジ一〇〇%は欠陥ゼロを意味しない。そもそも書かれていない処理の欠落は、この基準ではまったく検出できないという限界がある。
テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)と関連する用語
テストカバレッジ(命令網羅・分岐網羅・条件網羅)が出た過去問
あるプログラムについて、流れ図で示される部分に関するテストを、命令網羅で実施する場合、最小のテストケース数は幾つか。ここで、各判定条件は流れ図に示された部分の先…
正解:3
要点:命令網羅の最小回数は分岐数が最大の段の本数
命令網羅は、すべての命令(処理)を少なくとも1回は実行するテストケースを用意する基準である。この流れ図は、分岐が3本・2本・3本の判定を縦に3段つないだ構造なので、1回の実行で各段の枝を1本ずつ通ることになる。したがって分岐数が最も多い段(3本)を消化できるだけの回数、すなわち3回で全ての処理を1回以上実行でき、これが最小のテストケース数となる。
出典:令和3年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。