イノベーター理論とは?いのべーたーりろん
イノベーター理論とは、新しい製品やサービスが世の中に広まっていく過程で、消費者を買い始める時期の早い順に5つの層に分けて捉えるマーケティングの理論。早い順に、イノベーター(革新者・約2.5%)、アーリーアダプター(初期採用者・約13.5%)、アーリーマジョリティ(前期追随者・約34%)、レイトマジョリティ(後期追随者・約34%)、ラガード(遅滞者・約16%)となる。アメリカの社会学者エベレット・ロジャーズが提唱した。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
新製品を売り出すとき、すべての消費者に同じ宣伝をしても効き目は層によって大きく違う。新しさそのものに飛びつく人もいれば、周りの多くが使い始めてから買う人もいる。買い始める時期で消費者を分けて考えれば、普及のどの段階にいるかに応じて、誰に向けて何を訴えるかを決められる。
具体例
スマートフォンが日本に登場したころ、発売日に店の前へ並んでiPhoneを買った人がイノベーターやアーリーアダプターにあたる。その使い方を見て周りが買い始めた段階がアーリーマジョリティ、多くの人が持つようになってから従来型の携帯電話を乗り換えた人がレイトマジョリティで、いまも従来型を使い続ける人がラガードにあたる。
試験での引っ掛け
5つの層の並び順が問われる。周りの人の購買に影響を与えるオピニオンリーダーは、最初に飛びつくイノベーターではなく、2番目のアーリーアダプターである。また、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には越えにくい大きな溝(キャズム)があるとする考え方(キャズム理論)と組み合わせて問われる。溝の位置はイノベーターとアーリーアダプターの間ではない。
関連用語
出た過去問
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問15(IPA)
マーケティングにおけるイノベーター理論では、新しい製品やサービスが普及していく過程に沿って、消費者を、イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レ…
正解:キャズム
要点:初期採用層と初期多数派の間の溝がキャズム
イノベーター理論において、新しさ自体を評価する初期採用層と、実利や安心を重視する初期多数派とでは購買の動機が大きく異なる。この段階で製品普及が止まりやすく、越えるのが難しい深い溝をキャズムと呼ぶ。ここを越えられるかどうかが本格普及の分かれ目になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。