ROIC(投下資本利益率)とは?
ROIC(投下資本利益率)とは、税引後営業利益を、株主資本と有利子負債を合計した投下資本で割った指標。事業に投じた資金全体がどれだけ利益を生んだかを示す。応用情報では、ROICが資金の調達コストであるWACCを上回っているかどうかで、その事業が価値を生んでいるかを判断する文脈で問われる。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
あーるおーあいしー
ROIC(投下資本利益率)の意味
税引後営業利益を、株主資本と有利子負債を合計した投下資本で割った指標。事業に投じた資金全体がどれだけ利益を生んだかを示す。応用情報では、ROICが資金の調達コストであるWACCを上回っているかどうかで、その事業が価値を生んでいるかを判断する文脈で問われる。
ROIC(投下資本利益率)の具体例
投下資本500億円で税引後営業利益が40億円ならROICは8%。WACCが5%なら差の3ポイント分だけ企業価値を増やしている計算になる。事業部ごとにROICを算出し、資本コスト割れが続く事業から撤退・再編を判断する、といった使い方をする。
ROIC(投下資本利益率)は試験でどう引っ掛けられる?
ROEは分母が株主資本だけなので、借入を増やすと見かけ上高くなる。ROICは負債も分母に含むため財務レバレッジの影響を受けにくい。ROAは分母が総資産で、遊休資産も含む点が異なる。
ROIC(投下資本利益率)と関連する用語
ROIC(投下資本利益率)が出た過去問
導入を検討している機械の経済性評価を行う。取得費用が1,000万円で、耐用年数は10年間である。導入によって、毎年、110万円の利益を得られる。また、保守費用と…
正解:100.0
要点:投下資本利益率=期間中の正味利益÷投下資本×100
保守費用は毎年1,000万円の1%=10万円なので、正味の利益は毎年110万円-10万円=100万円となる。耐用年数10年間の合計利益は100万円×10年=1,000万円である。投下資本1,000万円に対する割合は1,000÷1,000×100=100%となる。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問29(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。