GQM法(ゴール・質問・尺度)とは?
GQM法(ゴール・質問・尺度)とは、測定の目的(ゴール)を先に定め、それを判断するために答えるべき問い(質問)を挙げ、各問いに答える具体的な指標(尺度)を決める、という順に測定を設計する手法。集めやすい数値から始めるのではなく、目的から降ろす点が要点。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2015年度〜2020年度)。
じーきゅーえむほう
GQM法(ゴール・質問・尺度)の意味
測定の目的(ゴール)を先に定め、それを判断するために答えるべき問い(質問)を挙げ、各問いに答える具体的な指標(尺度)を決める、という順に測定を設計する手法。集めやすい数値から始めるのではなく、目的から降ろす点が要点。
GQM法(ゴール・質問・尺度)の具体例
ゴールを「保守工数の削減」とすると、質問は「どのモジュールで修正が繰り返されているか」「修正1件あたりの工数は減ったか」となり、尺度は再修正率や複雑度、修正工数になる。目的が変われば集めるべき指標も変わる。
GQM法(ゴール・質問・尺度)は試験でどう引っ掛けられる?
測れる数値を並べてから意味付けする進め方はGQMの順序と逆で、使われない指標が増える典型的な失敗。また指標を個人の評価に使うと数値を良く見せる行動が誘発され、測定自体が歪む点も押さえておく。
GQM法(ゴール・質問・尺度)と関連する用語
GQM法(ゴール・質問・尺度)が出た過去問
KPIの説明として、適切なものはどれか。
正解:企業目標の達成に向けて行われる活動の実行状況を計るために設定する重要な指標
要点:KPIは目標達成の進捗を測る数値指標
KPI(重要業績評価指標)は、目標達成に向けた活動が計画どおり進んでいるかを数値で測るために設定する指標である。ゴールそのものを表すKGIや、達成のカギとなる要因を指すCSFとは役割が異なり、KPIは日々の進捗を可視化して軌道修正に使う点が特徴。指標なのか要因なのか行為なのかで区別すると選びやすい。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問5(IPA)国連が中心となり、持続可能な世界を実現するために設定した17のゴールから成る国際的な開発目標はどれか。
正解:SDGs
要点:SDGsは国連が定めた17ゴールの持続可能な開発目標
SDGs(持続可能な開発目標)は、国連サミットで採択された2030年までの国際目標で、貧困や飢餓の解消、気候変動への対応など17のゴールから構成される。前身のMDGsを引き継ぎ、先進国を含むすべての国が取り組む点が特徴である。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問9(IPA)プロジェクトのゴールなどを検討するに当たり、集団でアイディアを出し合った結果をグループ分けして体系的に整理する手法はどれか。
正解:親和図法
要点:親和図法は出た意見をグループ化して体系的に整理
親和図法は、集めた意見や事実をカードに書き出し、内容の近いもの同士をまとめてグループを作り、見出しを付けて体系的に整理していく手法である。多くの断片的な意見から論点の構造を浮かび上がらせたいときに使う。ブレーンストーミングは意見を出す段階の手法であり、出た結果を整理する手法とは役割が異なる。
出典:令和2年度 10月 ITパスポート試験 問53(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。