FMS(フレキシブル生産システム)とは?
FMS(フレキシブル生産システム)とは、生産設備の稼働プログラムを切り替えることで、同一のラインで複数の種類・仕様の製品を柔軟に生産できるようにした生産システム。多品種少量生産への対応力を高める。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2015年度〜2025年度)。
えふえむえす
FMS(フレキシブル生産システム)の意味
生産設備の稼働プログラムを切り替えることで、同一のラインで複数の種類・仕様の製品を柔軟に生産できるようにした生産システム。多品種少量生産への対応力を高める。
FMS(フレキシブル生産システム)の具体例
同じ組立ラインで、朝は型式Aの部品を、午後は型式Bの部品を、設定を切り替えるだけで生産できるようにし、需要変動に柔軟に対応する。
FMS(フレキシブル生産システム)は試験でどう引っ掛けられる?
柔軟なのは「同じ設備で多品種を作り分けられる」点で、生産量を無制限に増やせるという意味ではない。大量生産向けの専用ラインとは狙いが逆。工場の自動化を指すFA、全社統合のCIMとも区別する。
FMS(フレキシブル生産システム)と関連する用語
FMS(フレキシブル生産システム)が出た過去問
CADを活用した業務改善の事例として,適切なものはどれか。
正解:設計情報をデータベース化しておき,設計図面を共有・再利用する。
要点:CADは設計データを電子化し共有・再利用する
CADはコンピュータを使った設計支援システムで、図面や設計データを電子化して作成・修正・再利用できるようにする。設計情報をデータベース化して共有・再利用する事例が該当する。生産の自動制御はFAやFMS、在庫管理はRFIDの活用例である。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問23(IPA)製品の開発から出荷までの工程を開発,生産計画,製造,出荷とするとき,FMS(Flexible Manufacturing System)の導入によって省力化,高…
正解:製造
要点:FMSは多品種少量に柔軟対応する製造工程の自動化
FMSは、数値制御の工作機械や産業用ロボット、無人搬送車などをコンピュータで統合制御し、多品種少量生産に柔軟に対応できるようにした生産システムである。段取り替えを自動化して製造ラインの稼働を止めずに品種を切り替えられるため、効果が現れるのは加工・組立を行う製造工程である。設計や計画立案、出荷作業の効率化を主眼とした仕組みではない。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問25(IPA)スマートファクトリーにおいても使用されている、FMS(Flexible Manufacturing System)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
正解:複数の工作機械や産業用ロボットなどを有機的に結合し、生産プロセス全体を統括的に制御・管理する。
要点:FMSは機械群を統合制御し多品種少量生産に対応する仕組み
FMS(フレキシブル生産システム)は、NC工作機械や産業用ロボット、無人搬送車などをコンピュータで結び付け、生産工程全体を統括して制御する仕組みである。段取り替えを自動化できるため、多品種少量生産にも柔軟に対応できる点が「フレキシブル」の由来である。スマートファクトリーでもこの考え方が土台になっている。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。