開発標準とは?かいはつひょうじゅん
開発標準とは、組織として守るべき開発の手順・成果物の様式・命名規則・レビュー基準などを定めた社内標準。属人化を防ぎ品質を一定に保つための予防的統制(問題が起きる前に防ぐための仕組み)であり、標準の整備状況と、個々の案件が標準どおり進んだかの両面が監査で問われる。プログラムの命名規則や書式、使ってはならない構文などを定めたコーディング規約は、開発標準を構成する代表的な規程である。
最終更新:2026-10-10
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開発のやり方が担当者ごとに違うと、人が入れ替わったときに引き継げず、品質もその人の腕次第になる。問題が起きてから直すのでは遅いので、手順や書き方を前もって組織で決めておく必要があった。決めた標準が守られているかを確かめる監査も、その前提があって成り立つ。
具体例
「単体テスト(部品ごとのテスト)でプログラムの80%以上を確かめる(網羅率80%以上)」と標準で定めた組織で、直近10案件のテスト報告書を確認したところ、2案件が60%台のまま本番に移っていた。標準から外れるときに承認を得る手続(例外手続)が決められていなかったことが、根本の原因である。
試験での引っ掛け
標準が存在すること自体は統制の有効性を意味しない。逸脱を検知する仕組みと、正当な逸脱を承認する例外手続の双方が無ければ、現場は標準を形骸化させるか過剰に縛られるかのどちらかに傾く。
関連用語
出た過去問
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問33(IPA)解説で登場
システム開発プロセスには、システム要件定義、システム設計、プログラミング、テスト、ソフトウェア受入れがある。新規のシステム開発において、開発の初期の段階でシステ…
正解:システムの対象範囲
要点:システム要件定義ではまず対象範囲を明確にする
システム要件定義では、そのシステムで何をどこまで扱うのかという対象範囲や必要な機能・性能を、開発の初期段階で明らかにする。機器構成や開発標準、テスト計画は、要件が固まった後の設計や計画で具体化していく事項である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。