競争地位別戦略とは?きょうそうちいべつせんりゃく
競争地位別戦略とは、業界内での市場シェアや経営資源の相対的な位置づけに応じて、リーダー・チャレンジャー・フォロワー・ニッチャーの4類型に分け、それぞれに適した戦略のセオリーを示す考え方。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →具体例
リーダーは市場全体の拡大とシェア維持を狙い、チャレンジャーは差別化でリーダーに挑み、フォロワーは模倣で低コスト運営し、ニッチャーは特定の小さな市場に特化して独自性を発揮する。
試験での引っ掛け
フォロワーとニッチャーの取り違えが定番。フォロワーは上位の模倣で低コストを狙い市場全体を相手にする、ニッチャーは特定の狭い市場に特化して独自性で守る。またリーダーがチャレンジャーの差別化に対抗する定石は、さらなる差別化ではなく同質化(同じ手を打って規模の差で勝つ)である。
関連用語
出た過去問
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問7(IPA)
業界内の企業の地位は、リーダ、チャレンジャ、フォロワ、ニッチャの四つに分類できる。フォロワのとる競争戦略として、最も適切なものはどれか。
正解:競合他社からの報復を招かないよう注意しつつ、リーダ企業の製品を参考にしてコストダウンを図り、低価格で勝負する。
要点:フォロワは模倣と低価格で生き残りを図る
コトラーの競争地位別戦略では、フォロワは経営資源が乏しく、上位企業に真正面から挑まない立場にある。そのため上位企業の製品を模倣して開発費を抑え、低価格で一定の市場を確保する戦略をとる。差別化や市場全体の拡大に投資する体力はない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問19(IPA)
企業を、市場における競争上の地位によって、リーダ、チャレンジャ、フォロワ、ニッチャに分類したとき、チャレンジャの戦略の特徴として、最も適切なものはどれか。
正解:リーダ企業がまだ強化していない地域や分野を攻略するなどの施策を採る。リーダ企業と対決することもあるが、下位企業のシェアを奪うこともある。
要点:チャレンジャはリーダの弱い領域を突いて差別化しシェアを奪う
競争地位別戦略では、業界2番手のチャレンジャはリーダに対抗してシェア拡大を狙う立場にあり、リーダが手薄な領域を突く差別化戦略を採る。リーダは市場全体の拡大と全方位対応、フォロワは模倣と低コストによる安定利益、ニッチャは特定市場への集中を基本とする。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。