偏差値とは?へんさち
偏差値とは、集団の中での位置を、平均を50、標準偏差(ばらつきの大きさ)を10に揃えて表した数値。個々の値から平均を引き、それを標準偏差で割って10倍し、50を足して求める。平均点も受験者層も違う試験どうしの結果を同じ物差しの上に置いて比べるための指標で、代表値(平均値など)や散らばりの指標と合わせて問われる。
最終更新:2026-10-10
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素点だけを見ても、その点数が良いのか悪いのかは決まらない。80点でも平均が90点なら下位で、平均が50点なら上位になる。難易度の違う試験の結果を並べるには、点数そのものではなく「平均からどれだけ離れているか」を、その集団のばらつきの大きさで割って共通の尺度に直す必要がある。この考え方を1つの数値にしたのが偏差値である。
具体例
平均60点・標準偏差10点の試験で80点なら、偏差値は(80−60)÷10×10+50=70になる。同じ80点でも、平均75点・標準偏差5点の試験では(80−75)÷5×10+50=60で、集団の中での位置が違うことが数値で分かる。
試験での引っ掛け
偏差値は集団の中での相対的な位置を表す値で、絶対的な学力や品質を示すものではない。比べる母集団が変われば、同じ得点でも偏差値は動く。また上限が100と決まっているわけではなく、分布によっては100を超えたり0を下回ったりする。標準偏差そのものとの混同にも注意する。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問77(IPA)
受験者10,000人の4教科の試験結果は表のとおりであり、いずれの教科の得点分布も正規分布に従っていたとする。ある受験者の4教科の得点が全て71点であったとき、…
正解:数学
要点:偏差値は平均との差を標準偏差で割った大きさで決まる
偏差値は、平均からどれだけ離れているかを標準偏差で割った値をもとに決まります。71点との差を標準偏差で割ると、国語1.8、社会は約1.78、数学は約2.17、理科は約1.57となり、数学が最も大きくなります。
出典・参考
公式シラバスの7 基礎理論 > 34. 応用数学 > (1) 確率と統計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。