不確実性下の意思決定基準(マクシミン・マクシマックス・ラプラス)とは?
不確実性下の意思決定基準(マクシミン・マクシマックス・ラプラス)とは、各状態の発生確率が分からない状況で代替案を選ぶ基準。マクシミン基準は各案の最悪値を比べて最も良い案を選ぶ悲観的基準、マクシマックス基準は各案の最良値どうしを比べる楽観的基準、ラプラス基準は全状態が等確率と仮定して期待値を比べる。基準が変われば選ばれる案も変わる。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
ふかくじつせいかのいしけっていきじゅん
不確実性下の意思決定基準(マクシミン・マクシマックス・ラプラス)の意味
各状態の発生確率が分からない状況で代替案を選ぶ基準。マクシミン基準は各案の最悪値を比べて最も良い案を選ぶ悲観的基準、マクシマックス基準は各案の最良値どうしを比べる楽観的基準、ラプラス基準は全状態が等確率と仮定して期待値を比べる。基準が変われば選ばれる案も変わる。
不確実性下の意思決定基準(マクシミン・マクシマックス・ラプラス)の具体例
需要が高・中・低のいずれかになる新サービスで、大規模投資案の利益が(80, 20, -60)、小規模案が(30, 25, 5)のとき、マクシミンでは最悪値5の小規模案、マクシマックスでは80の大規模案、ラプラスでは平均13.3対20で小規模案が選ばれる。
不確実性下の意思決定基準(マクシミン・マクシマックス・ラプラス)は試験でどう引っ掛けられる?
確率が与えられている場合は期待金額価値(EMV)で判断するのが原則で、これらの基準は確率が不明なときの技法である。またマクシミンで比べるのは「最悪の状態の値」であって、案全体の最小の利益ではない点を丁寧に読む必要がある。
不確実性下の意思決定基準(マクシミン・マクシマックス・ラプラス)と関連する用語
不確実性下の意思決定基準(マクシミン・マクシマックス・ラプラス)が出た過去問
投資会社であるA社が、それぞれの投資戦略を採る場合の利益は、表のように予想される。A社がマクシミン戦略を採り、かつ、市況が好転した場合の利益はどれか。マクシミン…
正解:5
要点:マクシミンは各戦略の最悪値を比べ、その最大を選ぶ
マクシミン戦略は、各戦略で起こり得る最悪の結果を比べ、その中で最も損失が小さい(利益が最大の)戦略を選ぶ考え方である。戦略aの最小利益は-15、戦略bの最小利益は0なので、最小値が大きい戦略bが採用される。採用した戦略bのもとで市況が好転した場合の利益は5となる。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。