ログファイル(ジャーナル)とは?
ログファイル(ジャーナル)とは、更新のたびに、変更前の値(更新前情報)と変更後の値(更新後情報)を時系列に記録するファイル。回復時には、更新前情報を使って取消し(UNDO/ロールバック)を、更新後情報を使って再適用(REDO/ロールフォワード)を行う。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2009年度〜2024年度)。
ろぐふぁいるじゃーなる
ログファイル(ジャーナル)の意味
更新のたびに、変更前の値(更新前情報)と変更後の値(更新後情報)を時系列に記録するファイル。回復時には、更新前情報を使って取消し(UNDO/ロールバック)を、更新後情報を使って再適用(REDO/ロールフォワード)を行う。
ログファイル(ジャーナル)の具体例
15時のバックアップ取得後、17時にディスクが壊れたなら、バックアップを復元してから15時以降のログの更新後情報を順に適用して17時直前まで戻す。このためログはデータ本体と別の装置に置き、多重化しておく必要がある。
ログファイル(ジャーナル)は試験でどう引っ掛けられる?
更新前情報はUNDO、更新後情報はREDOという対応を取り違えやすい。またログとデータを同じディスクに置くと媒体障害で両方失われ、ロールフォワードができなくなる点が実務上の要点。
ログファイル(ジャーナル)と関連する用語
ログファイル(ジャーナル)が出た過去問
データベースの障害回復に用いられ、データベースの更新に関する情報が格納されているファイルはどれか。
正解:ログファイル
要点:ログファイルの更新履歴でロールバック・ロールフォワードを行う
ログファイル(ジャーナルファイル)には、データベースの更新前・更新後の値や更新の順序といった履歴が記録される。障害が起きたときは、バックアップを復元したうえでログの更新後情報を使って再実行するロールフォワードや、未完了のトランザクションを更新前情報で取り消すロールバックによって回復する。バックアップファイルは復旧の出発点となるが、更新情報そのものを持つのはログファイルである。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問88(IPA)データベースの処理に関する次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 データベースに対する処理の一貫性を保証するために、関連する一連の処理を一つの単…
正解:a:トランザクション処理 b:ログファイル
要点:トランザクションは一括処理の単位、履歴はログに記録
一連の関連する処理をまとめ、すべて成功するか、すべて取り消されるかのどちらかになるよう扱う単位をトランザクションという。処理が途中で失敗した場合に備え、更新の履歴をログファイルに記録しておき、これを用いて未完了の更新を取り消したり、障害後に更新を再現したりして一貫性を回復する。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問76(IPA)トランザクション処理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。
要点:ログは更新履歴を記録し障害復旧に使うファイル
ログ(ジャーナル)は、データベースへの更新前後の内容や処理の履歴を時系列で記録したファイルで、障害発生時のロールバックやロールフォワードによる復旧に使われます。なおコミットは更新の確定、ロールバックは開始前の状態への復元、排他制御は同時更新による矛盾の防止を指します。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問74(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。