リスクマネジメント(プロジェクト)とは?
リスクマネジメント(プロジェクト)とは、プロジェクトの目標達成に影響を与える可能性のある不確実な事象(リスク)を特定・分析し、対応策を計画・実行する活動。プロジェクトにはプラス・マイナス双方向のリスクがあり得る。
ITパスポートの過去問では211回出題されています(2009年度〜2026年度)。
りすくまねじめんと
リスクマネジメント(プロジェクト)の意味
プロジェクトの目標達成に影響を与える可能性のある不確実な事象(リスク)を特定・分析し、対応策を計画・実行する活動。プロジェクトにはプラス・マイナス双方向のリスクがあり得る。
リスクマネジメント(プロジェクト)の具体例
「主要メンバーが途中で離脱するかもしれない」というリスクを事前に洗い出し、発生確率と影響度を評価したうえで、代替要員の確保などの対応策を準備しておく。
リスクマネジメント(プロジェクト)は試験でどう引っ掛けられる?
リスクは「悪いこと」だけではなく、好機というプラスのリスクも対象になる点が引っ掛けどころ。またリスクはまだ起きていない不確実な事象で、すでに発生して対処が必要になったもの(課題・問題)とは区別する。
リスクマネジメント(プロジェクト)と関連する用語
リスクマネジメント(プロジェクト)が出た過去問
2人又はそれ以上の上司から指揮命令を受けるが、プロジェクトの目的別管理と職能部門の職能的責任との調和を図る組織構造はどれか。
正解:マトリックス組織
要点:マトリックス組織は職能とプロジェクトの二系統で指揮される
マトリックス組織は、職能部門による縦の系統とプロジェクトや製品による横の系統を組み合わせた構造で、構成員は二つの系統の上司から指揮を受ける。専門性の蓄積とプロジェクト目的の達成を両立できる反面、命令系統が二重になるため指示の対立や責任の所在の曖昧さが生じやすい。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問9(IPA)プロジェクトを管理する上で、プロジェクトマネージャが考慮すべき制約条件の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:対象範囲、納期、予算
要点:プロジェクトの三大制約はスコープ・納期・予算
プロジェクトマネジメントでは、成果物の範囲(スコープ)、期限、費用の三つが互いに影響し合う基本的な制約とされる。どれか一つを変えれば他にしわ寄せがいくため、三者の均衡を保つことが管理の中心となる。リスクは管理すべき対象領域の一つではあるが、この三大制約とは性格が異なる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問34(IPA)図は、リスクシミュレーションを基に、あるプロジェクトの見積りコストに対して最終的にその額に収まる確率を示したものである。現在、プロジェクトの予算として4,000…
正解:1,000
要点:超過確率20%=収まる確率80%の額と現予算との差が予備費
コストが超過する確率を20%にするとは、その額に収まる確率を80%にすることと同じである。グラフから確率80%に対応するコストは5,000万円で、用意している予算は4,000万円だから、差額の1,000万円を予備費として追加すればよい。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問36(IPA)プロジェクト立上げ時に、プロジェクトの活動を総合的に管理及び調整するために、プロジェクト憲章を定める。プロジェクト憲章に盛り込むべき内容として、適切なものはどれ…
正解:プロジェクトの目的
要点:プロジェクト憲章は目的と権限を示し立ち上げを承認する文書
プロジェクト憲章は、プロジェクトの立ち上げを正式に承認し、その存在意義を示す文書である。何のために行うのかという目的や概要、プロジェクトマネージャの任命と権限などを記す。詳細なスケジュールや体制、各分野の計画は、憲章の承認を受けたあとに作成する計画書側の内容となる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問41(IPA)あるプロジェクトの関係者6人が、それぞれ1対1で情報の伝達を行う必要があるとき、情報の伝達を行うために必要な経路の数は少なくとも幾つになるか。
正解:15
要点:1対1の伝達経路数はn(n-1)/2で急増する
1対1の伝達経路の数は、参加者から2人を選ぶ組合せの数に等しい。6人の場合は6×5÷2=15本となる。人数が増えると経路は急激に増えるため、大人数のプロジェクトでは窓口を集約するなどの工夫が必要になる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問46(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。