リスクコミュニケーションとは?りすくこみゅにけーしょん
リスクコミュニケーションは、どんな危険がどれくらいあり、どう対処するのかを、経営層・現場の社員・取引先・顧客といった関係者とやり取りして認識をそろえる活動である。知らせて終わりの一方通行ではなく、相手の不安や現場の事情を聞き取り、対策のほうを直すところまでを含む。
最終更新:2026-10-10
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規程を作って配るだけでは、現場は守らない。守れない事情があるのに、それを言う場が無いまま決められるからである。禁止された作業が抜け道でこっそり続けば、会社は「対策済み」と思い込んだまま危険が残る。逆に、なぜその危険が問題なのかを説明し、現場の言い分を聞いて実行できる形に直せば、規程は守られ、事故のときの報告も上がってくる。相手を説得する技術ではなく、判断材料を双方向に流す仕組みだと考えるとよい。
具体例
三菱UFJ銀行のような金融機関が新しい情報管理の規程を出す前に、支店の窓口担当へ説明会を開く。そこで「本人確認書類のコピーを机に出したまま席を立てないと、来客対応が回らない」という声を拾い、施錠できる一時保管箱を各窓口に置く形へ規程を直す、という進め方がこれにあたる。
試験での引っ掛け
社内教育や周知と同じものと見なす選択肢に注意する。教育は知識を身に付けさせるのが目的だが、リスクコミュニケーションは関係者の認識をすり合わせて合意を作る活動で、相手には経営層や取引先、顧客といった社外の関係者も含まれる。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 62. 情報セキュリティ管理 > (2) 情報セキュリティ管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。