パーソナルデータとは?ぱーそなるでーた
パーソナルデータとは、個人に関わるデータ全般を指す言葉。氏名や住所のように個人を直接特定できる情報だけでなく、位置情報、購買履歴、閲覧履歴、腕時計型の端末が測る心拍数のように、単体では誰のものか分からないデータまで含む広い概念として使われる。法律用語ではなく実務や政策の場で使う言葉である。
最終更新:2026-10-10
ITパスポートを最短で暗記・合格する →背景
法律が守る対象は「特定の個人を識別できる」情報に絞られている。しかし機器やサービスが集める記録は、単体では個人を指さなくても、いくつも突き合わせれば生活の細部まで浮かび上がる。法律の線引きより広い範囲をまとめて呼ぶ言葉がないと、企業が扱う情報の全体像も、利活用と保護をどう両立させるかの議論も表現できない。
具体例
Suicaの乗降履歴や、スマートフォンが記録する位置情報の履歴が代表例である。JR東日本は2013年、名前などを消した乗降履歴を利用者への十分な説明なしに外部企業へ渡して批判を受け、提供を止めた。この件は、加工した個人のデータを使うときのルールとして匿名加工情報の制度が作られる(2015年改正・2017年施行)きっかけの一つになった。現在JR東日本は、乗降データを統計処理して駅ごとの利用状況の資料にまとめ、自治体や企業に提供している。
試験での引っ掛け
個人情報保護法が規制する「個人情報」より広い概念で、パーソナルデータのすべてが法律上の個人情報とは限らない。逆に、名前を消せば自由に使えるわけでもなく、加工の程度に応じて匿名加工情報・仮名加工情報という区分と手続が定められている。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。