ストレージ接続形態(DAS・NAS・SAN)とは?
ストレージ接続形態(DAS・NAS・SAN)とは、DASはサーバに直結する専用ストレージ、NASはLAN経由でファイル単位に共有する装置、SANは専用ネットワークでブロック単位にアクセスさせる構成。共有の単位(ファイルかブロックか)と、業務LANと帯域を分けるかどうかが選定の判断軸になる。
ITパスポートの過去問では3回出題されています(2012年度〜2026年度)。
すとれーじせつぞくけいたい
ストレージ接続形態(DAS・NAS・SAN)の意味
DASはサーバに直結する専用ストレージ、NASはLAN経由でファイル単位に共有する装置、SANは専用ネットワークでブロック単位にアクセスさせる構成。共有の単位(ファイルかブロックか)と、業務LANと帯域を分けるかどうかが選定の判断軸になる。
ストレージ接続形態(DAS・NAS・SAN)の具体例
部門のファイル共有は導入が容易で権限管理もしやすいNAS、データベースや仮想基盤のようにブロックI/Oの性能と低遅延が要る用途はSANを選ぶ。SANはファイバチャネルのほか、既存イーサネット上で動くiSCSIを使えば専用機材を抑えて構築できる。
ストレージ接続形態(DAS・NAS・SAN)は試験でどう引っ掛けられる?
NASとSANの違いを「速いか遅いか」「専用線かどうか」で覚えると誤る。本質はアクセスの単位で、NASはファイル、SANはブロックである。iSCSIはIPネットワーク上を流れるがブロックアクセスなのでSANに分類され、iSCSIのSANよりNASが速い構成もある。NASはファイルシステムをNAS側が持つためサーバ側でフォーマットする対象にはならず、複数サーバから同じ領域を安全に共有できる。一方SANのブロック共有を複数サーバで同時マウントするにはクラスタファイルシステムが要り、単に接続できるからと共有すると破壊される。DASは1台のサーバに直結する形態で共有できない点が、NAS・SANとの決定的な差になる。
ストレージ接続形態(DAS・NAS・SAN)と関連する用語
ストレージ接続形態(DAS・NAS・SAN)が出た過去問
LANに直接接続して使用するファイルサーバ専用機を何と呼ぶか。
正解:NAS
要点:NASはLANに直接つなぐファイルサーバ専用機
NAS(Network Attached Storage)は、LANに直接つないで複数の機器から共有利用するファイルサーバ専用機である。汎用サーバを立てるより手軽に共有ストレージを追加でき、ファイル共有に特化した機能を備えている。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問74(IPA)LANに直接接続して、複数のPCから共有できるファイルサーバ専用機を何というか。
正解:NAS
要点:NASはLANに直結して使うファイルサーバ専用機
NAS(Network Attached Storage)は、LANに直接つないで複数の機器からファイルを共有できる専用のファイルサーバ機器である。CSVはデータの記述形式、RAIDは複数の記憶装置を組み合わせて信頼性や性能を高める技術、RSSはサイト更新情報を配信する形式で、いずれも機器の呼称ではない。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)NASの説明として、適切なものはどれか。
正解:PCやスマートフォンなどからネットワーク経由で利用できるように、ネットワークに直接接続して使用する外部記憶装置
要点:NASはネットワークに直結して共有する記憶装置
NAS(Network Attached Storage)は、LANに直接つないで複数の機器から共有できる記憶装置である。PCに直結せずネットワーク上のファイルサーバのように振る舞うため、家庭や職場でのファイル共有やバックアップ先として使われる。装置そのものを指す用語であり、ファイル形式や冗長化技術の名称ではない。
出典:令和8年度 秋期 ITパスポート試験 問87(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。