MBOとは?えむびーおー
MBO(Management by Objectives:目標による管理)は、社員一人ひとりが上司と話し合って期間中の目標を自分で立て、期末にその達成度で評価を受ける人事・マネジメントの仕組み。日本の企業では「目標管理制度」とも呼ばれる。上から割り当てた数字(ノルマ)を守らせるのではなく、本人が目標づくりに参加することで、やる気と自分で仕事を管理する力を引き出すことがねらい。評価の基準を期初に決めておくので、評価する側とされる側の認識のずれも減らせる。
最終更新:2026-10-10
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上司の印象で評価が決まると、社員は何を目指せば評価されるのかが分からず、組織の目標と個人の仕事もつながらない。経営学者ピーター・ドラッカーが1954年の著書『現代の経営』で、組織の目標から一人ひとりの目標を導き、自分で管理させる考え方として示し、企業の人事評価に広まった。
具体例
配属された新人が、期初に上司と面談して「半年で基本情報技術者試験に合格する」「担当画面のテストを期限までに終える」と目標を立て、期末に結果を振り返って評価を受ける、というのが目標管理の典型。インテルでアンディ・グローブがMBOを発展させた目標の立て方がOKR(Objectives and Key Results:目標と主要な成果)で、のちにGoogleにも取り入れられた。
試験での引っ掛け
過去問は人事施策の説明を並べて選ばせる:「自ら目標を立てて達成度で評価される仕組み」がMBO(目標管理)。仕事と生活の調和はワークライフバランス、多様な人材を生かすのはダイバーシティマネジメント。また、M&A(企業の合併・買収)の話では、同じMBOがManagement Buyout(経営陣による自社の買収)を指す。人事の文脈なら「目標による管理」、買収の文脈なら「経営陣による買収」と読み分ける。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問16(IPA)解説で登場
ダイバーシティマネジメントの説明はどれか。
正解:性別や年齢,国籍などの面で従業員の多様性を尊重することによって,組織の活力を向上させることである。
要点:多様性を尊重し組織の活力を高めるのがダイバーシティ
ダイバーシティマネジメントは、性別・年齢・国籍・障がいの有無などの多様性を積極的に受け入れ、その違いを組織の強みとして活かす経営手法である。多様な視点が入ることで発想の幅が広がり、組織の活力や競争力の向上につながるとされる。ワークライフバランスや目標管理制度とは目的が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。