リスクレベルとは?りすくれべる
リスクレベルとは、個々のリスクの大きさを表した値で、起こりやすさ(発生可能性)と、起きたときの影響の大きさを組み合わせて求める。リスク分析の工程でリスクごとにこの値を算出し、続くリスク評価の工程で受容基準と照らして、対応するかどうかと着手の順序を決める材料にする。
最終更新:2026-10-09
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対策に使える人手と予算は限られているのに、洗い出したリスクは数十から数百になる。どれも大事だという扱いのままでは着手の順番が決まらず、声の大きい部署や直近の出来事に判断が引きずられる。そこで、性質の異なるリスクを同じ物差しに載せて比べられるよう、2つの軸から1つの値を導く方法が定められた。リスクアセスメントの三工程のうち、分析の成果物にあたる。
具体例
共有アカウントの使い回しについて、発生可能性を「高=3」、影響を「中=2」と見積もり、掛け合わせて6と算定する。同じ物差しで全項目を数値化すれば、洗い出した項目のどれから手を付けるかを、担当者の印象ではなくリスクマトリックス上の位置として示して説明できるようになる。
試験での引っ掛け
影響の大きさだけでは決まらない。損害が甚大でも発生がきわめてまれなら値は低くなり、被害が軽くても毎日起きるものは高くなる。片方の軸だけを見て順位を付ける選択肢は誤り。またこれは分析で求める値であって、対応するかどうかの判断そのものではない点も、受容基準との違いとして問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問41(IPA)
JIS Q 27000:2014(情報セキュリティマネジメントシステム-用語)における"リスクレベル"の定義はどれか。
正解:結果とその起こりやすさの組合せとして表現される、リスクの大きさ
要点:リスクレベルは結果の大きさと起こりやすさの組合せ
リスクレベルとは、ある事象が起きたときの結果の重大さと、その起こりやすさとを組み合わせて表したリスクの大きさである。リスクアセスメントでは、この二つの軸で各リスクを評価し、対応の必要性を判断する。弱点そのものは脆弱性、評価の目安となる条件はリスク基準と呼ばれ、いずれも別の用語である。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. 情報セキュリティ管理 > (2) リスク分析と評価に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。