フェールセーフとは?ふぇーるせーふ
フェールセーフとは、故障が起きたときに、システムを安全な側の状態に移して被害を防ぐ設計の考え方。動き続けることより、人や設備を危険にさらさないことを優先し、必要ならシステムを止める。「故障が起きた後にどちらへ倒すか」を前もって決めておく点が本質で、止まること自体は設計どおりの結果になる。
最終更新:2026-10-10
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信頼性設計は、故障をそもそも起こさないフォールトアボイダンスと、故障は起きる前提で影響を抑えるフォールトトレランスに分かれる。フェールセーフはフォールトトレランス側の考え方の一つで、同じ「故障後の振る舞い」を決めるフェールソフト(機能を落として動き続ける)と対で出題される。
具体例
鉄道の信号は、故障したり電源が切れたりすると「止まれ」の赤を示す側に倒れるように作られている。JR 各社の踏切も、故障すると遮断機が下りたままになる。どちらも、動けなくなることより事故を防ぐことを優先した典型例。
試験での引っ掛け
フェールソフトとの取り違えが最頻出。フェールセーフは「安全側へ止める」、フェールソフトは「機能を落としてでも動き続ける」で、向きが逆。またフールプルーフ(人の誤操作を前提に設計で防ぐ。例:扉が閉まっていないと動かない電子レンジ)は、起点が故障ではなく人の操作ミスなので別物(fe-2016a-am-46 はこの区別を問う)。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問46(IPA)解説で登場
安全性や信頼性を確保するための設計のうち,フールプルーフに該当するものはどれか。
正解:利用者が誤った操作をしても,システムに異常が起こらないようにする。
要点:フールプルーフは人の誤操作を前提に設計で防ぐ
フールプルーフは、利用者が誤った操作をしても危険な状態にならないよう、あらかじめ設計で防いでおく考え方である。想定外の入力を受け付けない、扉が閉まっていないと動かないといった作り込みが該当する。故障が起きた後の振る舞いを定めるフェールセーフやフェールソフト、冗長化のフォールトトレランスとは着眼点が異なる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。