キャリアアグリゲーションとは?きゃりああぐりげーしょん
キャリアアグリゲーションとは、スマートフォンの通信で、複数の周波数帯の電波(搬送波=キャリア)を同時に束ねて1本の通信として使い、通信速度を上げる技術。LTE-Advancedで導入され、5Gでも使われる。離れた周波数帯どうしも束ねられるので、細切れに割り当てられた電波を無駄なく使える。20MHz幅を3本束ねれば実質60MHz幅として扱え、単純にはピーク速度が約3倍になる。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
電波の周波数は有限で、各通信事業者には飛び飛びの帯域が割り当てられている。1つの帯域の幅を広げるだけでは速度に限界があるし、空いている細切れの帯域が使われずに残る。そこで「複数の帯域を同時に使って合計の幅を稼ぐ」発想が出た。基本情報ではモバイル通信サービスの節で、LTE・5G・MVNOと並ぶ用語例として出る。
具体例
NTTドコモが「PREMIUM 4G」の名前で提供したLTE-Advancedがこの技術で、複数の周波数帯を束ねて受信速度を上げた。到達距離の長い低い周波数帯を安定した土台(プライマリセル)に、高い周波数帯を速度稼ぎ用(セカンダリセル)に割り当てるという組み合わせ方が実際に行われている。
試験での引っ掛け
ここでの「キャリア」は通信事業者(携帯キャリア)ではなく搬送波(電波)のこと。無線LANのチャネルボンディング(隣り合うチャネルをつないで幅を広げる技術)と似るが、離れた帯域も束ねられ、通信中に本数を増減できる点が違う。また束ねて上がるのは1台あたりの速度で、基地局全体が収容できる通信量が帯域の合計以上に増えるわけではない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (6) モバイルシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。