PPMとは?ぴーぴーえむ
PPMとは、市場成長率と相対的市場シェアの2軸で自社の事業や製品を4つの象限に分け、どこへ資金を投じ、どこから資金を回収するかを決めるための分析手法。花形・金のなる木・問題児・負け犬に分類し、金のなる木で稼いだ資金を問題児や花形へ回す流れを描く。
最終更新:2026-10-09
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複数の事業を抱える企業では、どの事業の担当者も「もっと投資してほしい」と主張するため、熱意や声の大きさで予算配分が決まってしまいがちだった。そこで市場の伸びと自社の相対的な強さという、部門の外からでも同じ基準で比べられる2つの指標を使い、全事業を1枚の図に並べて資金の出し手と受け手を見分けられるようにした。ボストン・コンサルティング・グループが1970年前後に提唱した枠組み。
具体例
富士フイルムは、成熟して安定した収益を生む写真フィルム関連の事業で得た資金を、これから伸びる医療機器や化粧品の分野へ振り向け、事業の構成を組み替えた。稼ぐ事業と育てる事業を分けて資金を動かす動きがPPMの発想にあたる。
試験での引っ掛け
「金のなる木」は市場成長率が低くシェアが高い象限で、両方が高い「花形」と取り違えやすい。資金を投じる先は成長率が高い側(花形・問題児)、資金を生むのは成長率が低くシェアが高い金のなる木という向きも、逆に覚えやすい。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問69(IPA)解説で登場
図に示すマトリックスを用いたポートフォリオマネジメントによって,事業計画や競争優位性の分析を行う目的はどれか。
正解:目標を設定し,資源配分の優先順位を設定するための基礎として,自社の事業のポジションを評価する。
要点:PPMは事業の位置付けから資源配分の優先順位を決める
市場成長率と市場シェアの2軸で事業を4象限に分けるPPMは、どの事業に資金を投じ、どこから資金を回収し、どこから撤退するかを判断するための枠組みである。したがって目的は、目標設定と経営資源の配分優先順位を決める基礎として、各事業の位置付けを評価することにある。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。