Off-JTとは?おふじぇいてぃー
Off-JTとは、職場や日常の業務から離れた場で行う教育訓練。Off-the-Job Training の略で、「仕事の外で行う訓練」という意味である。社内の集合研修、外部のセミナーや講座、eラーニング(インターネットを使って受ける講座)などがあたる。実際の業務をしながら上司や先輩が教えるOJT(On-the-Job Training)と対になる語で、OJTが現場で必要な実務の力を身に付けるのに向くのに対し、Off-JTは多くの人に同じ内容を体系立てて教えるのに向く。社員が自分で学ぶ自己啓発(SD:Self Development)と合わせて、企業の人材育成の3つの柱として扱われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
現場で仕事をしながら教えるOJTは、すぐ使える力が付く反面、教える人の力量や職場の忙しさで中身が大きく変わり、基礎の理屈を順序立てて学ぶことが難しい。全員にそろえて身に付けてほしい知識(ビジネスマナー、情報セキュリティの基本、法令など)を、業務の都合に左右されずにまとめて教えるために、仕事の場から切り離した研修が用いられてきた。
具体例
入社直後、配属の前に数週間かけて本社の研修室で受ける新人研修は、Off-JTの典型である。会社が費用を出してUdemy Businessのような法人向けのオンライン講座を受けさせるのもOff-JTにあたる。配属後に先輩の隣で実際の業務システムの操作を教わるのはOJTである。
試験での引っ掛け
「Off」は「仕事から離れて」という意味で、勤務時間外に行うという意味ではない。勤務時間中の研修でも、職場の業務から離れていればOff-JTである。また、OJTとOff-JTの説明を入れ替えた選択肢がよく出る。「実務を通じて実践的に身に付ける」はOJT、「一般化された知識や技術を職場を離れて体系的に学ぶ」はOff-JTである。社員が自分の意思で資格の勉強をするのは、会社が行う研修ではないので自己啓発(SD)に分けられる。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問76(IPA)解説で登場
OJTの特徴はどれか。
正解:上司や先輩が実務に密着して実践的に知識や技術を教育するので、必要な能力が習得できる。
要点:OJTは実務を通じて必要な能力を実践的に習得する
OJTは、日常の業務を通じて上司や先輩が実践的に指導する育成方法である。実際の仕事に即しているため、その職場で必要な能力を効率よく身に付けられる。反面、指導者の力量や職場の状況に左右され、体系的な知識の習得にはOff-JTを組み合わせる必要がある。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。