MIMOとは?まいも
MIMO(Multiple Input Multiple Output)は、送る側と受け取る側の双方で複数のアンテナを使い、同じ周波数のまま複数のデータの流れを並行して送ることで通信速度を上げる技術。壁や床で反射して届く電波(マルチパス)を、じゃまものではなく別々の通り道として利用する点が特徴である。
最終更新:2026-10-09
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電波は使ってよい周波数の幅が法律で決まっていて、速くしたいからと勝手に広げることはできない。周波数を増やさずに速度を上げる方法として、空間そのものを分けて同時に何本も送る発想が採られた。反射波の重なりは昔は受信を乱すやっかいものだったが、経路の違いを計算で見分けられるようになり、逆に本数を稼ぐ材料になった。無線LANの規格ごとの速度差の理由として出る。
具体例
無線LANの規格IEEE 802.11nで送受信とも4本のアンテナを使う4×4 MIMOなら、同時に4本の流れを送れるので理論上の速度は約4倍になる。11ac以降のMU-MIMOでは、複数の端末に対して同時に別々の流れを送れる。
試験での引っ掛け
同時に送れる本数は、送信側と受信側のうちアンテナの少ないほうで決まる。アクセスポイントを4本のものに替えても、手元の端末が2本なら2本分の速度までしか出ない。またMIMOは空間を分ける技術であって、周波数の幅を束ねて広げるチャネルボンディングとは別の話。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (6) モバイルシステムに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。