HIPOとは?はいぽ
HIPOとは、Hierarchy plus Input Process Outputの略で、システムの機能を上から下へ階層図で並べ、それぞれの機能について入力・処理・出力の3欄を1枚の図に書き表す設計技法である。全体を一望する図式目次と、機能ごとの詳細を書く図の2種類で構成され、1970年代にIBMが文書化の標準として広めた。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
プログラムが大きくなると、全体としてどんな機能があり、各機能が何を受け取って何を出すのかを、コードを読まずに把握できる文書が要る。処理の中身を先に書くとその視点が失われるので、まず機能を階層で分け、機能ごとに入力と出力を固定してから中身を書く順序にしたのがHIPOである。FEでは構造化設計の図法として名前と特徴を結び付ける形で出る。
具体例
ネット通販の注文処理なら、最上位に「注文管理」、その下に「受注」「在庫引当」「請求」を並べた階層図を作る。「請求」の詳細図には、入力欄に注文データと商品マスタ、処理欄に金額計算と消費税加算、出力欄に請求書データと書く。Microsoft Visioのような作図ツールで描ける。
試験での引っ掛け
名前に「Input Process Output」が入るためDFD(データフローダイアグラム)と混同しやすいが、HIPOの主眼は機能の階層構造で、DFDはデータの流れの図。また処理の順序や条件分岐を表す図ではないので、流れ図やNS図とも役割が違う。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (9) ソフトウェア設計手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。