金融情報システムとは?きんゆうじょうほうしすてむ
金融情報システムとは、銀行・証券・保険といった金融機関の業務を支える情報システムの総称。預金や振込の取引をその場で処理する勘定系、顧客や市場のデータを分析する情報系、他の金融機関や決済網とつなぐ対外系に分かれる。金額の誤りがそのまま損害になるため、正確さと止まらないことの両方が強く求められる。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
お金は現物を動かさずに、帳簿の数字を書き換えるだけで移せる。その代わり数字の記録が唯一の証拠になるため、二重に振り込まれたり処理が途中で止まったりすれば、それがそのまま財産上の損害になる。手作業の伝票では取引量が増えるほど誤りと遅れが避けられない。一件ずつ確実に記録し、他の金融機関との受渡しまで自動で完結させる必要から、金融の業務は早い時期から専用のシステムに載せられてきた。
具体例
全国銀行データ通信システム(全銀システム)は金融機関どうしの振込をつなぐ仕組みで、三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行のATMやアプリからの振込はここを通る。証券では東京証券取引所の売買システムarrowheadが注文を処理している。
試験での引っ掛け
口座の残高そのものを持つ勘定系と、その上に接続して使うスマートフォン決済などのフィンテックの仕組みは層が違う。停止が許されず高い可用性を求められるのは勘定系の側である。また、ここで問われるのはシステムの構成(勘定系・情報系・対外系)で、銀行の業務そのものを定める法規制の話とは別の論点として区別する。
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 1. ビジネスシステム > (2) 基幹業務支援システム及び業務パッケージに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。