呼量とは?こりょう
呼量とは、回線がどれだけ使われているかを表す量で、単位はアーラン(erl)。一定時間内に発生した通信の回数に、1回あたりの平均的な通話時間(平均保留時間)を掛けて求める。1アーランは、回線1本がその時間ずっとふさがりっぱなしの状態にあたり、この値から必要な回線数の見積りを始める。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
電話のような設備は、利用者全員ぶんの回線を用意すれば必ずつながるが、費用が見合わない。実際に同時に使う人はごく一部なので、「同時にどれだけ使われるか」を1つの数値にできれば、必要な設備量を計算で決められる。この考え方を築いたのがデンマークの技術者A・K・アーランで、単位に名前が残っている。
具体例
1時間に45回の発信があり、1回あたり平均3分つながるなら、呼量は45×(3÷60)=2.25アーランになる。ここに許容できるつながらない割合(呼損率)を決めてアーランB式の表を引くと、必要な回線数が求まる。同じ2.25アーランでも、呼損率を1%まで下げるなら3%のときより多くの回線が要る。
試験での引っ掛け
掛ける前に単位をそろえる。保留時間が分で、呼数が1時間あたりなら、時間に換算してから掛ける。また呼量は平均であって最大ではないので、2アーランなら2回線で足りるわけではない。必要回線数は呼損率まで決めて初めて求まる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. ネットワーク方式 > (5) 回線に関する計算に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。