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回線利用率とは?かいせんりようりつ

回線利用率とは、回線の伝送能力に対して実際にどれだけ使われているかの割合で、実効の伝送量÷回線速度で求める。待ち行列理論では、利用率が上がるほど待ち時間が比例を超えて急に伸びるため、設計では上限まで使い切らず余裕を残す。転送時間の計算問題でも実効速度を下げる係数として効く。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2025年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

回線を太くすれば速くなるが費用も増えるので、どこまで細くしてよいかを数字で示す必要がある。ここで効いてくるのが、窓口が1つの行列の待ち時間を見積もるM/M/1モデルの関係である。待ち時間は「利用率÷(1−利用率)」に沿って伸び、分母の(1−利用率)は回線の空いている割合なので、空きが減るほど待ち時間が大きくなる。8割を超えたあたりから急に伸びるという形を知っていれば、設計上の目安を暗記せずに説明できる。

具体例

1Gビット/秒の社内回線で、1件500Kバイトのファイル転送が毎秒10件発生しているとする。500,000×8×10=40Mビット/秒なので、利用率は4%にとどまる。ここへ映像配信が加わって800Mビット/秒まで積み上がると利用率は80%になり、待ち時間は伝送量の伸び以上に増える。

試験での引っ掛け

平均値だけで判断しないこと。平均が低くても、特定の時間帯だけ飽和していることがある。また「利用率が2倍なら待ち時間も2倍」という比例の感覚で解くと外れる。利用率が100%へ近づくと待ち時間は発散する。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 平均値だけで判断しないこと。