基本情報暗記無料で始める

同時マルチスレッディング(SMT)とは?どうじまるちすれっでぃんぐ

同時マルチスレッディング(SMT)とは、1つの物理コアに、複数のスレッド(プログラムの中の処理の流れ)ぶんの実行状態(レジスタ:CPUの中にある値の一時置き場)を持たせ、片方が待っている間に空く演算器をもう片方で埋める技術。OSからは物理コア数の倍の論理コアが見えるが、計算を行う演算器そのものは増えていない。インテルのハイパースレッディング・テクノロジーがその実装。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

別名:同時マルチスレッディング、SMT

基本情報を最短で暗記・合格する →

背景

CPUの演算器は、メモリからのデータ待ちや分岐の予測外れで頻繁に手が空いている。コアを増やせば処理は増えるがチップの面積も消費電力も増える。レジスタだけを二組持たせるという小さな追加で空き時間を別の仕事に回せるなら割がよい、という発想から生まれた。「見かけのコア数」と「実際の処理能力」が一致しない理由としてよく問われる。

具体例

4コアのCPUでSMTを有効にすると、OSは8論理コアとして認識する。インテルの Core シリーズや AMD の Ryzen がこれにあたり、メモリ待ちの多い処理では全体の処理量が2〜3割ほど伸びることがある。

試験での引っ掛け

論理コアが2倍になっても性能が2倍になるわけではない。演算器を共有するため、演算器を使い切るような処理では効果がほとんど出ない。物理コアを増やすマルチコア化や、命令を重ねて実行するパイプラインとは別の技術である。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

基本情報を最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:テクノロジ系
  • 論理コアが2倍になっても性能が2倍になるわけではない。