医療情報システムとは?いりょうじょうほうしすてむ
医療情報システムとは、医療の現場で使われる情報システムをまとめて指す言葉です。診療の経過を記録として残す電子カルテ、医師が出した検査や投薬の指示を各部門へ届けるオーダエントリシステム、窓口の会計と診療報酬の請求(レセプト)を処理する医事会計システムが柱で、これに通信回線を介した遠隔診療が加わります。
最終更新:2026-10-09
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紙のカルテは同時に一人しか見られず、指示の伝達は紙の伝票を人が運んでいました。この方式では、外来と検査室と会計で同じ内容を何度も書き写すことになり、書き写しの誤りが投薬や請求の誤りに直結します。電子化の狙いは記録を残すこと自体ではなく、一度の入力を各部門へ同時に届けて転記をなくすことにありました。試験では業種別の情報システムの代表例として、その特徴とともに問われます。
具体例
日本医師会が提供するORCAは、診療報酬の計算とレセプト作成を担う医事会計システムで、点数の改定に合わせて内容が更新されます。ここに電子カルテを組み合わせると、診察室で入力した処方が薬剤部門と会計へそのまま流れ、伝票の受け渡しなしに一連の処理が進みます。
試験での引っ掛け
扱うのは病歴などの要配慮個人情報で、保存期間・操作記録の保管・責任者の設置といった要件が一般の業務システムより厳しく課されます。可用性の要求水準も高く、停止が人命に関わり得るミッションクリティカルなシステムに分類されます。また、記録を保つ電子カルテと、指示を伝えるオーダエントリシステムは目的が別で、両者を同一視しないことが要点です。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの8 経営戦略 > 1. ビジネスシステム > (2) 基幹業務支援システム及び業務パッケージに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。