レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)とは?
レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)とは、設計書やプログラムの検証活動。ウォークスルーは作成者が主導する少人数・非公式なレビュー、インスペクションはあらかじめ定めた役割・手順に従う公式で厳格なレビュー。開発の早い段階で問題を発見し手戻りコストを抑える目的がある。
基本情報技術者試験の過去問では8回出題されています(2016年度〜2022年度)。
れびゅーぎほう
レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)の意味
設計書やプログラムの検証活動。ウォークスルーは作成者が主導する少人数・非公式なレビュー、インスペクションはあらかじめ定めた役割・手順に従う公式で厳格なレビュー。開発の早い段階で問題を発見し手戻りコストを抑える目的がある。
レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)の具体例
プログラム作成者が同僚数名を集めて処理を説明しながら指摘を受けるのがウォークスルー、モデレータの進行のもと役割分担して指摘事項を記録するのがインスペクション。
レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)は試験でどう引っ掛けられる?
「作成者が説明役を務める非公式なもの」がウォークスルー、「モデレータが進行し役割と手順が定められた公式なもの」がインスペクション。参加者が持ち回りで発言するラウンドロビンとも区別する。
レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)と関連する用語
レビュー技法(ウォークスルー・インスペクション)が出た過去問
JIS Q 20000-1は,サービスマネジメントシステム(SMS)及びサービスのあらゆる場面でPDCA方法論の適用を要求している。SMSの計画(Plan)に含…
正解:権限,責任及びプロセスにおける役割についての枠組みの作成
要点:計画は枠組みづくり、導入運用はDo、レビューはCheck
PDCAのPlanは、目的と要求事項を満たすために必要な仕組みを設計・確立する段階である。権限や責任、プロセスにおける役割の枠組みを定めることは、この計画段階に含まれる。資金や予算を使った導入・運用はDo、マネジメントレビューはCheck、改善の実施はActに対応する。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問56(IPA)全部で100画面から構成されるシステムの画面を作成する。100画面を規模と複雑度で分類したときの内訳は次のとおりである。 規模が“小”で、複雑度が“単純”である…
正解:102
要点:工数見積りは付随作業も含めた合計に管理比率を掛けて加える
画面の作成工数は 30×0.4+40×0.9+20×1.0+10×1.2 = 12+36+20+12 = 80人日となる。これにレビューと修正の5人日を加えると85人日で、管理工数はこの85人日の20%なので17人日である。合計すると 85+17 = 102人日になる。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問52(IPA)サービスマネジメントシステムにPDCA方法論を適用するとき、Actに該当するものはどれか。
正解:サービスマネジメントシステム及びサービスのパフォーマンスを継続的に改善するための処置を実施する。
要点:ActはCheckの結果を受けて改善処置を実施する段階
PDCAのActは、CheckでのA監視・測定・レビューの結果を受け、仕組みそのものを継続的に改善する処置を行う段階である。Planでは方針や計画を定め仕組みを確立し、Doでそれを導入・運用し、Checkで結果を測定・報告する。改善の処置を実施すると述べているものがActに当たる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問55(IPA)CGM(Consumer Generated Media)の例はどれか。
正解:個人が,自らが使用した商品などの評価に関する情報を,不特定多数に向けて発信するブログやSNSなどのWebサイト
要点:CGMは消費者自身が発信して成り立つメディア
CGMは、消費者自身が作り出して発信する内容によって成り立つメディアを指す。商品の使用感やレビューをブログやSNSに投稿するといった行為がこれにあたり、企業や行政が自ら発信するサイトとは主体が異なる。口コミが購買行動に影響を与えるため、マーケティング上も重視される。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問73(IPA)ソフトウェアのレビュー方法の説明のうち,インスペクションはどれか。
正解:モデレータが全体のコーディネートを行い,参加者が明確な役割をもってチェックリストなどに基づいたコメントをし,正式な記録を残す。
要点:インスペクションはモデレータ主導で記録を残す公式レビュー
インスペクションは、モデレータが進行を管理し、参加者があらかじめ決められた役割とチェックリストに従って欠陥を指摘する、最も形式ばったレビュー方法です。指摘は正式な記録として残され、修正の確認まで手続きが定められています。作成者が説明役になるウォークスルーや、回覧するだけのパスアラウンドと区別します。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問47(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。