ホログラムとは?ほろぐらむ
ホログラムとは、光の干渉によるしま模様を記録し、そこに光を当てて元の光の波を再現することで、見る角度によって見え方が変わる立体像を得る技術、およびその記録媒体。明るさだけでなく光の位相まで記録するため、両目の視差と、顔を動かしたときの見えの変化がそのまま再現される。
最終更新:2026-10-09
基本情報を最短で暗記・合格する →背景
ふつうの写真は光の強さだけを平面に記録するので、手前と奥の関係が失われる。立体に見せる工夫としては左右の目に別々の映像を見せる方式が広く使われているが、これは視差だけを作る近似であり、覗き込む角度を変えても見えるものは変わらない。光の波そのものを記録して再生すれば、この制約がなくなる。平面の写真では捨てられていた情報を残す手段として、計測や偽造防止の分野で使われてきた。
具体例
紙幣やクレジットカードの表面で、傾けると絵柄が変わって見える部分はホログラムで、複製が難しいことを利用した偽造防止に使われている。日本銀行券やVisa・Mastercardのカード券面が身近な例である。
試験での引っ掛け
空中に立体映像が浮かんで見える演出をまとめてホログラムと呼ぶことがあるが、透明な板に映像を反射させる方式は光の干渉を使っておらず、別物である。またVR・ARは表示と現実の合成の話で、記録と再生の原理を指すホログラムとは分類の軸が違う。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. マルチメディア応用 > (2) マルチメディア応用に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。