パスワードクラックとは?ぱすわーどくらっく
パスワードクラックとは、利用者のパスワードを不正に割り出す攻撃の総称。辞書攻撃は辞書の単語やよく使われる文字列を順に試す方法、総当たり(ブルートフォース)攻撃は使える文字の組合せをすべて機械的に試す方法で、桁数と文字種が増えるほど試す回数が跳ね上がる。
最終更新:2026-10-09
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本人確認をパスワード1つに任せる仕組みは、正しい文字列さえ入力できれば誰でも本人として通ってしまう。計算機が速くなり、漏えいしたパスワードの一覧が出回るようになると、人が思いつく程度の文字列は総当たりの現実的な射程に入った。そのため対策は「複雑にする」だけでなく、試行そのものを止める・保存の仕方を工夫する方向へ広がっている。
具体例
英小文字だけ6桁なら組合せは約3億通りで、機械なら短時間で試し切れる。英大小文字と数字・記号を混ぜて12桁にすれば桁違いに増える。保存する側はソルトと呼ぶ文字列を加えてからハッシュ化し、同じパスワードでも保存値が一致しないようにする。
試験での引っ掛け
試させない対策と、盗まれた後に効く対策を混同しやすい。一定回数の失敗で止めるアカウントロックは、1つのIDに対する総当たりの試行を封じる対策。ソルト付きハッシュでの保存は、漏えいした保存値から事前に計算した対応表で一気に元のパスワードを割り出されるのを防ぐ対策で、解読を不可能にするものではなく、弱いパスワードは漏えい後も総当たりで破られうる。また、1つのパスワードで多数のIDを試すリバースブルートフォース攻撃や、他のサービスから漏えいしたIDとパスワードの組を使い回して試すパスワードリスト攻撃は、1つのIDあたりの失敗回数が少ないため、ロックでは防ぎにくい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。