ジョブローテーションとは?じょぶろーてーしょん
ジョブローテーションとは、同じ担当者を一つの業務へ長く固定せず、定期的に配置を替える人事の運用。本人の経験を広げる狙いに加え、担当が替わる際の引継ぎで処理の誤りや不正が表に出るため、人的セキュリティの対策としても位置づけられる。特定の人しか手順を知らない属人化の解消にもつながる。
最終更新:2026-10-09
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不正は、機会・動機・正当化の三つがそろったときに起きるとされる。同じ人が長年ひとつの業務を握り、誰も中身を見ない状態は、このうち機会を作り続けることになる。担当を替えれば別の目が入り、隠し続けるには引き継いだ相手を毎回巻き込まなければならない。手口を見つけにいくより、続けられない状態を作るほうが確実だという考え方に立つ。
具体例
IPAの「組織における内部不正防止ガイドライン」は、人事異動や職務分離とあわせて連続休暇の取得を挙げている。金融機関で一週間程度の連続休暇が定着しているのも、不在の間に別の担当者が処理を扱うことで同じ効果を得る運用にあたる。
試験での引っ掛け
本人のスキル向上のための制度、とだけ捉えると誤り。試験では不正の抑止と発見が主眼として問われる。並んで出る職務分離は一つの取引を複数人に分ける対策で、担当そのものを入れ替えるこの運用とは別の手段である。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 1. 経営・組織論 > (2) 経営管理に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。